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【緊急要請】「新防衛大綱」を恣意的人選で決めるな!

【緊急要請】

◆「防衛大綱」と「中期防」を恣意的人選による出来レースで決めるな!
  ~社民党と平野官房長官への要請を!~
                 
                  [転送・転載歓迎]

鳩山内閣が、年末までに予定している「防衛計画の大綱」改定と中期防衛
力整備計画(中期防)策定に向けて、首相官邸に設置する有識者懇談会の
人選を固めていることが報じられました。座長には京阪電鉄最高経営責任
者の佐藤茂雄(しげたか)氏を充て、他に中西寛・京大大学院教授や添谷
芳秀・慶大教授、伊藤康成・元防衛事務次官、斎藤隆・元統合幕僚長らが
委員として加わり約10人となるようです。有識者懇は2月18日(木)にも
初会合を開き、今年夏までに報告書をまとめる見込みとのことです。

【参考】2010年2月13日の各紙報道
<読売>
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100213-OYT1T00909.htm
<毎日>
http://mainichi.jp/select/today/news/20100213k0000e010025000c.html
<日経>
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100213ATFS1203X12022010.html
<共同>
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021201001070.html

人選は主に平野官房長官が担ったとされますが、顔ぶれを見る限り、旧政
権の手法と何ら変わり映えしません。麻生政権が作った懇談会の、学者・
経済人の他に元防衛事務次官と元統合幕僚長が一人ずつという構成を踏襲。
(麻生政権時→ http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ampobouei2/konkyo.pdf
さらに伊藤康成・元事務次官は、02年の防衛庁リスト事件(情報公開法に
基づく請求者の身元を独自に調べてリストを作成していた問題)の際の事
務次官であり、懲戒処分を受けた人物です。とりわけひどいのは、麻生政
権時の懇談会メンバーだった中西寛氏をそのまま起用していることです。
中西氏はまさしく「ザ・御用学者」と言うべきでしょう。

政策決定システムの「ゼロベースでの見直し」というのは空文句だったの
でしょうか。そもそも、選定基準の不明な、恣意的人選による懇談会を設
置して報告書を作らせ、それをベースに新大綱を作るというやり方そのも
のが、根本的に見直されるべきです。中曽根政権が多用して以降、すっか
り既成事実化した「ブレーン政治」は、民主主義の対極にある独裁的な政
治手法であり、新政権が踏襲すべきものではないはずです。

先日行った、市民による軍事費「事業仕分け」の際に提出した公開質問状
の中では、「恣意的な人選に基づき任命した『有識者懇談会』の答申に従
い策定するという方法を、抜本的に改めるべきと考える。例えば、地方・
中央・北東アジア公聴会、参考人質疑、タウンミーティング、現場視察、
住民・NGO等へのヒアリング、パブリックコメント等を組み込み、多様
な民意を反映し得る形に刷新することを検討すべきと考えるがどうか。ま
た、『有識者懇談会』を設置する場合でも、少なくとも立場の異なる多様
な『識者』を人選すべきと考えるがどうか」と尋ねました。

これに対して、阿部知子・社民党政審会長も「大綱の決定プロセスについ
てはより透明で公正なものとすべきと考えております。有識者懇談会の人
選についてもはじめに結果ありきの恣意的なものであってはなりません。
新『大綱』の策定にあたっては、安全保障会議と閣議のみで決定するので
はなく、国会における審議や国民からの意見聴取などを行ない、国民的支
持を得られるものとするよう努めるべきということを主張しています」と
回答しています。

◆時間が限られている中、18日の初会合までに少なくとも【中西寛氏を委
員から外すこと、社民党推薦の識者を委員に加えること】の最低2点を要
求したいと思います。また、今後の課題として、地方・中央・北東アジア
公聴会、参考人質疑、タウンミーティング、現場視察、住民・NGO等へ
のヒアリング、パブリックコメント等を組み込み、多様な民意を反映する
形にすることを求めます。

こうした鳩山内閣のやり方がまかり通れば、2010年度防衛予算案が防衛省
主導の「指針なき軍備増強」予算に成り果てたように、今後5年間の安全
保障・兵器導入の基本方針となる新大綱と中期防もまた、ひどい内容に落
ち着くだろうことは明らかです。

◆緊急に少なくとも【中西寛氏を委員から外すこと、社民党推薦の識者を
委員に加えること】など(伊藤康成氏を外すこと等)を実現するよう声を
届けてください。また、新聞への投書なども有効です。

【要請先】

福島瑞穂社民党党首 (FAX)03-3500-4640  (TEL)03-3508-8506

(E-mail) http://www.mizuhoto.org/04/iken.php

阿部知子社民党政審会長 (FAX)03-3508-3303 (TEL)03-3508-7303

         (E-mail)info@abetomoko.jp

平野博文官房長官    (FAX)03-3502-5025  (TEL)03-3508-7080

    (E-mail:官邸HPより)
      https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

    (E-mail:議員事務所)http://www.hhirano.jp/opinion/

# by nonukusandmd | 2010-02-15 00:10 | アクションの呼びかけ

「市民仕分け」公開質問状に回答届く

先日2月5日、「市民による事業仕分け ―― 2010年度防衛予算を斬る!」
を無事終えました。内容は改めてご報告できればと思いますが、この企画
の一環として行った予算編成関係者に対する公開質問状への回答が届きま
したのでご紹介します(回答期限は2月3日でした)。

公開質問状は、北澤俊美防衛相、榛葉賀津也防衛副大臣、長島昭久・楠田
大蔵防衛政務官、鳩山由紀夫首相、岡田克也外相、菅直人財務相、藤井裕
久前財務相、仙石由人行政刷新相、枝野幸男「仕分け」統括役、蓮舫・田
嶋要「仕分け」議員、福島瑞穂社民党党首、阿部知子社民党政審会長、亀
井静香国民新党代表、市川健太財務省主計官 の方々に届けました。

現在までに届いた阿部知子・社民党政審会長(2月5日着)と市川健太・財務
省主計官(2月3日着)の回答をご紹介します。はじめにこちらのコメント
を付しています。行間も含めて、ぜひじっくりお読みください。
[転送・転載歓迎]

【コメント】

<阿部知子さん回答に対して>

 回答なしがほとんどの中、ていねいな回答に感謝します。一読して、私
たちと同様にそれぞれの兵器の予算化を問題視されていることがわかりま
す。にも関わらず、社民党はなぜそれらの予算案への計上を認めてしまっ
たのでしょうか。回答では防衛省の政務三役に社民党議員が入っていない
事が理由の一つとして繰り返し挙げられています。しかし、実際の予算編
成の最終作業において、阿部議員は長島昭久政務官らと対峙していたはず。
 1月10日の東京新聞では、阿部議員は長島政務官との協議の際、「長期
の活動も想定したヘリ空母型護衛艦を建造する以上、自衛官の負担に対応
する態勢が必要だ」と軍事オンブズパーソン制度の必要性を指摘。調査へ
の着手を条件に、ヘリ空母型護衛艦の予算を認めたとあります(事務所に
も確認)。軍事オンブズパーソン制度の必要性はもちろん認めますが、そ
れと引き換えに大型ヘリ空母予算を認めるのは、やはり本末転倒ではない
でしょうか。その点に関する踏み込んだ率直な説明がなされるべきです。
そして、今からでも問題ある兵器予算を削除する道を追求されるべきだと
思います。また⑮の「米軍再編見直し」に関する回答も残念なものです。

<市川健太さん回答に対して>

 期限内の回答に感謝します。ただ、個々の問いへの回答はなされず、公
式見解のみというのはいただけません。一方で、2月5日の「市民仕分け」
企画への参加招請については「公務多忙等のため、参加かないませんこと
を御了承ください」とのこと。次回は(もし担当を代わられていなければ)
主計官の都合に合わせる形で設定して、ぜひ参加してもらいたいものです。


……【市民による「防衛予算仕分け」に向けた公開質問状への回答】…… 

  2010年2月5日

 ◆回答者  阿部知子(社民党政策審議会長)       

<全体>

①新政権が予算編成にあたって当初強調した「ゼロベースでの見直し」は、
実際の防衛予算案にどのように反映されているのか。

◆予算編成の作業にあたる基本的な考え方として踏まえられていると考え
 ています。

②防衛予算の総額は4兆7,903億円となり、近年の微減傾向から一転して前
年度比0.3%増となった。民主党は、かつて防衛費5,000億円削減を掲げた
こともあり、軍縮を目指す社民党も今回連立に加わった。「事業仕分け」
等で「無駄を省く」と喧伝したにも関わらず、防衛予算は依然として「聖
域」扱いとなり、結局増額さえ行われた。その理由は何か。

◆防衛関係費の総額は09年度予算の4兆9,045億円から10年度予算案の4兆
 7,903億円に約2.3%減となっております。当初予算で比較した場合、4
 兆7,741億円から4兆7,903億円に0.3%の増となります。当初予算が162
 億円の増となった主な理由は「子ども手当」の創設による人件費の増加
 (防衛省分約233億円)です。公務員に係わる子ども手当については所
 属庁から支給されることとされ、各省予算を押し上げているためです。

③ごく一部の項目が「事業仕分け」対象となり議論が公開されたが、予算
案の最終決定は不透明な密室状態で行われた。旧態依然たるやり方を転換
し、今後は最終プロセスをも公開する意思はないのか。

◆予算決定のプロセスをより透明なものとすることは賛成です。

④「防衛計画の大綱」改定と「中期防衛力整備計画」の策定は、2010年末
まで1年先送りされた。この際、恣意的な人選に基づき任命した「有識者
懇談会」の答申に従い策定するという方法を、抜本的に改めるべきと考え
る。例えば、地方・中央・北東アジア公聴会、参考人質疑、タウンミーテ
ィング、現場視察、住民・NGO等へのヒアリング、パブリックコメント
等を組み込み、多様な民意を反映し得る形に刷新することを検討すべきと
考えるがどうか。また、「有識者懇談会」を設置する場合でも、少なくと
も立場の異なる多様な「識者」を人選すべきと考えるがどうか。

◆大綱の決定プロセスについてはより透明で公正なものとすべきと考えて
 おります。有識者懇談会の人選についてもはじめに結果ありきの恣意的
 なものであってはなりません。新「大綱」の策定にあたっては、安全保
 障会議と閣議のみで決定するのではなく、国会における審議や国民から
 の意見聴取などを行ない、国民的支持を得られるものとするよう努める
 べきということを主張しています。

⑤防衛予算策定の背景に、自衛隊や防衛官僚の天下り枠の確保があること
が今なお指摘されている。抜け道なしの天下り全面禁止を行う意志はある
のか。

◆天下り禁止の問題については公務員制度全体の問題とあわせて検討して
 おります。

⑥09年12月17日に閣議決定された「防衛予算の編成の準拠となる方針」
(以下、「準拠方針」)では、「現大綱の考え方に基づき」、「老朽化し
た装備品の更新」や「旧式化しつつある現有装備の改修による有効利用」
を行うと明記している。それにも関わらず、予算案は現大綱の規模を超え
るPAC3の事実上の追加配備(レーダー等のPAC3対応型改修)や、
「規模、能力ともはるかに上回る」(市川健太主計官)大型ヘリ空母建造
費の計上などに踏み込んでいる。これらは、「閣議決定詐欺」ではないの
か。これらの装備計上を正当化する根拠は一体どこにあるのか。

◆PAC3の改修、22DDHの建造については社民党は反対です。実質的
 に大綱、中期防不在状態のなかで、大型の装備の配備を決めることは好
 ましくないと考えます。

⑦財務省の市川健太主計官は、「事業仕分け」において「大綱見直しや次
期中期防を先取りする装備品の取得は原則として見合わせ、新規後年度負
担を厳しく抑制すべき」と表明していたにも関わらず、なぜ原則を逸脱す
る装備要求を認めたのか。

◆個別の予算について問われることはなく、予算案全体として賛否につい
 て判断しております。

<PAC3用改修費などMD経費>

⑧「準拠方針」では「弾道ミサイル対処能力を付加されていない高射群に
ついては、現有機能の維持に必要なシステム改修に取り組む」と明記され
ている。しかし防衛省は、対航空機用PAC2のソフトウェアの保証期限
切れ(2012年度まで)と4年国債による新版購入方式を理由として、PA
C3にも対応可能な新バージョンへの改修を不可避と説明。「現有機能の
維持」を超え、現大綱の水準をも超える事実上のPAC3追加配備を誘導
した。しかも、こうした事実は納税者にほとんど知らされていない。ソフ
トウェアの保証が切れることがどれほど問題になるのか、また、4年国債
による購入方式を変える余地はないのか、などの疑問点は何ら明らかにさ
れていない。これらの点を解明し、「政治主導」により改修経費の計上を
撤回する意志はないのか。

◆ご指摘の点は十分理解いたしますが、防衛省政務三役に社民党所属議員
 はおらず、所管外の課題への対応には限界があるのが現実です。

⑨岡田外相は、09年11月24日の閣僚委員会の場で、「防衛予算のかなりの
部分を占めるPAC3は、有効性について国民に理解される説明が求めら
れる。2010年度中に十分に検討すればいいのではないか」と述べ、藤井財
務相(当時)も賛同したと報じられた。また、翌日25日には福島社民党党
首(消費者相)もPAC3経費計上への異論を表明した。今回、事実上の
PAC3追加配備経費が計上されたことを受けて、岡田、藤井、福島三氏
は予算案を認めたことについて説明責任を果たすべきではないか。

◆PAC3経費計上については現在での賛成ではありませんが、与党とし
 て予算案全体について判断しております。各閣僚の発言については、各
 閣僚が説明責任を果たすべきと考えます。

⑩能力向上型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の日米共同開発経費が
191億円計上されている。大陸間弾道弾(ICBM)の迎撃も可能とされ
るこのミサイルは、米海軍兵士に「ビースト(野獣)」と呼ばれ、「軍事
のルールを変える」とさえ言われている。これは、米国向けミサイルの迎
撃という集団的自衛権の行使にも直結しかねないものである。米国は、こ
のミサイルを新欧州MD計画の柱に位置づけており、既にゲーツ米国防長
官は欧州への輸出のために、武器輸出禁止三原則を緩和せよと要求してい
る。鳩山首相が「武器輸出三原則の堅持」と「集団的自衛権に関する憲法
解釈の堅持」を表明している以上、現行の新SM3日米共同開発はいった
ん白紙に戻して精査する必要があると考えるがどうか。

◆ご指摘の通り新SM3日米共同開発については、いったん白紙に戻して
 精査することが好ましいと考えます。

<大型ヘリ空母(ヘリコプター搭載護衛艦)建造費>

⑪1,208億円という巨費が計上された大型ヘリ空母(22DDH)は、護衛
艦「しらね」の後継艦とされている。しかし、基準排水量で4倍、建造費
も3倍に達し、海自史上最大の軍艦となる。能力面でも「後継」ではなく
大幅な機能強化と言わざるを得ない。これは、「準拠方針」を著しく逸脱
しているのではないか。

◆22DDHの建造は準拠方針を逸脱しているおそれが強いと考えます。

⑫防衛省は依然として「護衛艦」(すなわち駆逐艦)という呼称を用いて
いる。しかし、導入推進派からさえ「排水量だけを見ても、これをヘリコ
プター搭載護衛艦=駆逐艦と呼ぶのはもはや詐欺」「22DDHはもはや多
目的空母であり、政治的に困難だから護衛艦と称するというのは、納税者
に対する背信行為である」(清谷信一『防衛破綻』)との厳しい批判がな
されている。この批判にどう答えるか。

◆防衛省の使用している多くの用語が、世界の標準的な軍事用語と異なっ
 ていることは、憲法第9条の理念の下にある実力組織であることを示す
 ための苦肉の方策と理解しています。実態に大きな差がなく「詐欺」的
 であるとの意見も理解は出来ますが、実態に合わせてしまうことは反対
 です。

⑬大型ヘリ空母導入の危険性についての認識が極めて不十分ではないか。
例えば、山崎眞・元自衛艦隊司令官は「(艦の)約40年の生涯において、
現在では想像もつかないような事態が生起することも考えられる」として、
「(F35戦闘機のような)垂直離発着機を搭載して、シーレーン防衛をも
行う」ことを予測している(『軍事研究』10年1月別冊)。ここで立ち止
まり、旧政権と防衛省・海上自衛隊が行ってきた装備要求を精査すべきで
はないか。

◆旧政権下の装備要求を精査すべきとのご意見には賛成ですが、社民党は
 担当分野の政務三役に所属議員がおりませんので、責任を持ってお答え
 することは出来ません。

<海兵隊グアム移転費を含む「米軍再編」経費>

⑭米海兵隊グアム移転について――2009年に締結された日米協定は、確か
に日本の費用負担義務について定めているが、各年度にいくら負担すべき
か、負担をいつ開始すべきかについてまでは明示していない。米国で海兵
隊移転に関する環境アセスメントとそれを受けたマスタープランの策定が
終了していない以上、費用支出は本来であればまだできないはずである。
にも関わらず、日本政府が既に09年度に346億円を支出し、10年度予算案
においても468億円を計上しているのは、いかなる法的根拠によるものか、
見解を示されたい。

◆米海兵隊グアム移転費の負担の法的根拠は、「駐留軍等の再編の円滑な
 実施に関する特別措置法」及び、「在沖縄海兵隊のグアム移転に係る協
 定」等と考えております。

⑮在日米軍関連経費が過去最高の3,370億円に達している。米軍再編経費
が1,320億円と前年度から481億円も増額されたことが大きな理由である。
新政権が三党連立合意において「米軍再編と在日米軍基地のあり方の見直
し」を掲げたにも関わらず、なぜこうした予算計上が行われたのか。その
理由を示されたい。

◆米軍再編と在日米軍基地のあり方の見直しについては、現在、普天間飛
 行場の辺野古移設問題に集中しています。いま論点を拡大することは、
 米軍再編合意の見直しを困難にすると考えております。

<その他の装備>

⑯財務省が見合わせるべきとしていた新型戦車は、13両の調達費187億円
が計上されている。計上に踏み切った理由は何か。また、一体どこの地上
戦で使用する想定なのか、明らかにされたい。

◆新型戦車を調達する必要はないと考えております。具体的な計上理由や
 使用想定等については承知しておりません。

⑰「JDAM」というGPS誘導爆弾の継続購入費(04年度予算から導入
開始)が盛り込まれ、F2戦闘機35機分のJDAM機能付加として、改修
部品の集中調達経費が計上された。しかし、JDAMは米軍がイラクやア
フガニスタンで多用してきた代表的な先制攻撃兵器である。「敵部隊の上
陸時の使用」という導入時の理屈がまやかしであることは、考案者自らが
告白している(潮匡人『自衛隊はどこまで強いのか』)。「専守防衛」を
表明する新政権は、明らかにそれを逸脱するJDAMの購入を中止すべき
であると考えるがどうか。

◆JDAMが専守防衛を逸脱するおそれは強く、中止した方が適当と考え
 て考えております。

⑱その他、今回の「市民仕分け」の試みに対するご意見などがありました
ら、ご自由にお書きください。

◆多くの市民が予算の審議に関心を持たれ、多様な議論をされることは、
 非常に良いことだと考えております。

(担当:政策審議会事務局 野崎)


………………………………………………………………………………………

  2010年2月3日

  ◆回答者 市川健太(財務省主計官)

 1月27日付け質問状について(回答)

平成22年度防衛関係費につきましては、平成21年12月17日の安全保障会議
及び閣議において決定された「平成22年度の防衛力整備等について」等を
踏まえ、国の最も基本的な施策の一つである防衛の重要性を踏まえつつ、
厳しさを増す財政事情を勘案し、歳出額及び新規後年度負担額を極力抑制
するとの観点から、要求内容を精査の上、必要最小限の経費を計上してお
ります。

平成22年度防衛予算のポイントは、財務省ホームページに掲載されており
ますので、ご参照下さい( http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan.htm 防衛予
算のPDFファイル)。また、国会提出資料である「平成22年度予算及び
財政投融資計画の説明」も、このたびホームページに掲載されましたので、
該当箇所を御参照下さい。
http://www.mof.go.jp/jouhou/zaitou/h22keikaku.htm

なお、2月5日の参加招請につきましては、公務多忙等のため、参加かない
ませんことを御了承ください。

                 平成22年2月3日
                 財務省主計局防衛係
                  主計官 市川健太

# by nonukusandmd | 2010-02-14 00:05 | 活動記録

「市民による軍事費仕分け」に向けて公開質問状

来る2月5日の「市民による事業仕分け――2010年度防衛予算を斬る!」
に向けて、先週、議員会館と財務省を訪ね、以下の方々あての公開質問状
と案内(チラシ)を届けてきました。   [転送・転載歓迎]

北澤俊美防衛相、榛葉賀津也防衛副大臣、長島昭久・楠田大蔵防衛政務官、
鳩山由紀夫首相、岡田克也外相、菅直人財務相、藤井裕久前財務相、仙石
由人行政刷新相、枝野幸男「仕分け」統括役、蓮舫・田嶋要「仕分け」議
員、福島瑞穂社民党党首、阿部知子社民党政審会長、亀井静香国民新党代
表、市川健太財務省主計官

回答期限は2月3日(水)。政治家に無駄な軍事費を「仕分け」する力量が
ないのですから、せめて主権者、納税者からの質問には誠実に答えるべき
でしょう。

 ◆市民による「事業仕分け」―― 2010年度防衛予算を斬る!
  2月5日(金) 午後7時~9時
  東京・富士見区民館 洋室C [飯田橋駅徒歩5分]
  案件:ミサイル防衛、大型ヘリ空母、米軍再編
  仕分け人:杉原浩司、木元茂夫、山口響
  資料代:500円
  [主催]「防衛予算仕分け」市民集会実行委員会

  詳細 → http://www.geocities.jp/nomd_campaign/shimin_shiwake.html

【参考】
発売中の『週刊金曜日』1月29日号所収のインタビュー記事「政治主導に
軍事思考が入り込んできた」(水島朝穂さん)においても、MDやヘリ空
母、新戦車などへの鋭い批判が展開されています。ご一読をお薦めします。

………………………………………………………………………………

【市民による「防衛予算仕分け」に向けた公開質問状】  2010年1月27日

 私たちは平和問題に取り組んでいる市民グループ・個人からなる実行委
員会です。来たる2月5日、飯田橋において「市民による事業仕分け ――
2010年度防衛予算を斬る!」と題した公開企画を行います。国会で審議さ
れる2010年度政府予算案の防衛予算について、市民の立場から検討を加え
ようとする試みです。政権交代にも関わらず、残念ながら旧政権と同様に、
防衛省主導の予算案になっているように思えます。本来は予算委員会等で
しっかりと議論が行われ、改めるべきは改め、削るべきは削るという作業
が行われるべきです。

 そこで、今回の試みを実際の予算審議に反映させるために、予算編成の
キーパーソンとも言うべき関係者の方々に、事前に質問させていただき、
企画の参考にしたいと考えました。そのうえで、当日の「市民仕分け」の
結果(評価シート)を皆さんにも届けたいと思います。お忙しい中、限ら
れた時間で恐縮ですが、質問に率直に答えていただき、以下の送り先まで
ファックスしていただきますようよろしくお願いします。なお、ご回答は
当日の企画で公表するほか、報道関係者等にも公開しますのでご了解くだ
さい。

(万が一ご回答を固辞される際も、理由も含めてその旨ご返事いただくよ
うお願いします)

【回答期限】   2010年2月3日(水) 必着

【回答ファックス送り先】 (FAX)03-6424-5749 (ピープルズ・プラン研究所)

【主催】 「防衛予算仕分け」市民集会実行委員会


[質問項目](直接ご回答者を指定させていただいているものには、
        ご本人のみお答えください)

<全体>

①新政権が予算編成にあたって当初強調した「ゼロベースでの見直し」は、
実際の防衛予算案にどのように反映されているのか。

②防衛予算の総額は4兆7,903億円となり、近年の微減傾向から一転して前
年度比0.3%増となった。民主党は、かつて防衛費5,000億円削減を掲げた
こともあり、軍縮を目指す社民党も今回連立に加わった。「事業仕分け」
等で「無駄を省く」と喧伝したにも関わらず、防衛予算は依然として「聖
域」扱いとなり、結局増額さえ行われた。その理由は何か。

③ごく一部の項目が「事業仕分け」対象となり議論が公開されたが、予算
案の最終決定は不透明な密室状態で行われた。旧態依然たるやり方を転換
し、今後は最終プロセスをも公開する意思はないのか。

④「防衛計画の大綱」改定と「中期防衛力整備計画」の策定は、2010年末
まで1年先送りされた。この際、恣意的な人選に基づき任命した「有識者
懇談会」の答申に従い策定するという方法を、抜本的に改めるべきと考え
る。例えば、地方・中央・北東アジア公聴会、参考人質疑、タウンミーテ
ィング、現場視察、住民・NGO等へのヒアリング、パブリックコメント
等を組み込み、多様な民意を反映し得る形に刷新することを検討すべきと
考えるがどうか。また、「有識者懇談会」を設置する場合でも、少なくと
も立場の異なる多様な「識者」を人選すべきと考えるがどうか。

⑤防衛予算策定の背景に、自衛隊や防衛官僚の天下り枠の確保があること
が今なお指摘されている。抜け道なしの天下り全面禁止を行う意志はある
のか。

⑥09年12月17日に閣議決定された「防衛予算の編成の準拠となる方針」
(以下、「準拠方針」)では、「現大綱の考え方に基づき」、「老朽化し
た装備品の更新」や「旧式化しつつある現有装備の改修による有効利用」
を行うと明記している。それにも関わらず、予算案は現大綱の規模を超え
るPAC3の事実上の追加配備(レーダー等のPAC3対応型改修)や、
「規模、能力ともはるかに上回る」(市川健太主計官)大型ヘリ空母建造
費の計上などに踏み込んでいる。これらは、「閣議決定詐欺」ではないの
か。これらの装備計上を正当化する根拠は一体どこにあるのか。

⑦財務省の市川健太主計官は、「事業仕分け」において「大綱見直しや次
期中期防を先取りする装備品の取得は原則として見合わせ、新規後年度負
担を厳しく抑制すべき」と表明していたにも関わらず、なぜ原則を逸脱す
る装備要求を認めたのか。

<PAC3用改修費などMD経費>

⑧「準拠方針」では「弾道ミサイル対処能力を付加されていない高射群に
ついては、現有機能の維持に必要なシステム改修に取り組む」と明記され
ている。しかし防衛省は、対航空機用PAC2のソフトウェアの保証期限
切れ(2012年度まで)と4年国債による新版購入方式を理由として、PA
C3にも対応可能な新バージョンへの改修を不可避と説明。「現有機能の
維持」を超え、現大綱の水準をも超える事実上のPAC3追加配備を誘導
した。しかも、こうした事実は納税者にほとんど知らされていない。ソフ
トウェアの保証が切れることがどれほど問題になるのか、また、4年国債
による購入方式を変える余地はないのか、などの疑問点は何ら明らかにさ
れていない。これらの点を解明し、「政治主導」により改修経費の計上を
撤回する意志はないのか。

⑨岡田外相は、09年11月24日の閣僚委員会の場で、「防衛予算のかなりの
部分を占めるPAC3は、有効性について国民に理解される説明が求めら
れる。2010年度中に十分に検討すればいいのではないか」と述べ、藤井財
務相(当時)も賛同したと報じられた。また、翌日25日には福島社民党党
首(消費者相)もPAC3経費計上への異論を表明した。今回、事実上の
PAC3追加配備経費が計上されたことを受けて、岡田、藤井、福島三氏
は予算案を認めたことについて説明責任を果たすべきではないか。

⑩能力向上型迎撃ミサイル「SM3ブロック2A」の日米共同開発経費が
191億円計上されている。大陸間弾道弾(ICBM)の迎撃も可能とされ
るこのミサイルは、米海軍兵士に「ビースト(野獣)」と呼ばれ、「軍事
のルールを変える」とさえ言われている。これは、米国向けミサイルの迎
撃という集団的自衛権の行使にも直結しかねないものである。米国は、こ
のミサイルを新欧州MD計画の柱に位置づけており、既にゲーツ米国防長
官は欧州への輸出のために、武器輸出禁止三原則を緩和せよと要求してい
る。鳩山首相が「武器輸出三原則の堅持」と「集団的自衛権に関する憲法
解釈の堅持」を表明している以上、現行の新SM3日米共同開発はいった
ん白紙に戻して精査する必要があると考えるがどうか。

<大型ヘリ空母(ヘリコプター搭載護衛艦)建造費>

⑪1,208億円という巨費が計上された大型ヘリ空母(22DDH)は、護衛
艦「しらね」の後継艦とされている。しかし、基準排水量で4倍、建造費
も3倍に達し、海自史上最大の軍艦となる。能力面でも「後継」ではなく
大幅な機能強化と言わざるを得ない。これは、「準拠方針」を著しく逸脱
しているのではないか。

⑫防衛省は依然として「護衛艦」(すなわち駆逐艦)という呼称を用いて
いる。しかし、導入推進派からさえ「排水量だけを見ても、これをヘリコ
プター搭載護衛艦=駆逐艦と呼ぶのはもはや詐欺」「22DDHはもはや多
目的空母であり、政治的に困難だから護衛艦と称するというのは、納税者
に対する背信行為である」(清谷信一『防衛破綻』)との厳しい批判がな
されている。この批判にどう答えるか。

⑬大型ヘリ空母導入の危険性についての認識が極めて不十分ではないか。
例えば、山崎眞・元自衛艦隊司令官は「(艦の)約40年の生涯において、
現在では想像もつかないような事態が生起することも考えられる」として、
「(F35戦闘機のような)垂直離発着機を搭載して、シーレーン防衛をも
行う」ことを予測している(『軍事研究』10年1月別冊)。ここで立ち止
まり、旧政権と防衛省・海上自衛隊が行ってきた装備要求を精査すべきで
はないか。

<海兵隊グアム移転費を含む「米軍再編」経費>

⑭米海兵隊グアム移転について――2009年に締結された日米協定は、確か
に日本の費用負担義務について定めているが、各年度にいくら負担すべき
か、負担をいつ開始すべきかについてまでは明示していない。米国で海兵
隊移転に関する環境アセスメントとそれを受けたマスタープランの策定が
終了していない以上、費用支出は本来であればまだできないはずである。
にも関わらず、日本政府が既に09年度に346億円を支出し、10年度予算案
においても468億円を計上しているのは、いかなる法的根拠によるものか、
見解を示されたい。

⑮在日米軍関連経費が過去最高の3,370億円に達している。米軍再編経費
が1,320億円と前年度から481億円も増額されたことが大きな理由である。
新政権が三党連立合意において「米軍再編と在日米軍基地のあり方の見直
し」を掲げたにも関わらず、なぜこうした予算計上が行われたのか。その
理由を示されたい。

<その他の装備>

⑯財務省が見合わせるべきとしていた新型戦車は、13両の調達費187億円
が計上されている。計上に踏み切った理由は何か。また、一体どこの地上
戦で使用する想定なのか、明らかにされたい。

⑰「JDAM」というGPS誘導爆弾の継続購入費(04年度予算から導入
開始)が盛り込まれ、F2戦闘機35機分のJDAM機能付加として、改修
部品の集中調達経費が計上された。しかし、JDAMは米軍がイラクやア
フガニスタンで多用してきた代表的な先制攻撃兵器である。「敵部隊の上
陸時の使用」という導入時の理屈がまやかしであることは、考案者自らが
告白している(潮匡人『自衛隊はどこまで強いのか』)。「専守防衛」を
表明する新政権は、明らかにそれを逸脱するJDAMの購入を中止すべき
であると考えるがどうか。

⑱その他、今回の「市民仕分け」の試みに対するご意見などがありました
ら、ご自由にお書きください。

# by nonukusandmd | 2010-02-01 00:11 | アクションの呼びかけ

市民による「事業仕分け」― 2010年度防衛予算を斬る!

なんとも変わり映えのしないというか、かなりひどい軍事予算案です。
黙って見ているわけにはいきません。「血税をガラクタ兵器に使うな!」
「侵略軍を手助けするな!」「税金の使い道は私たち自身が決める!」
―― そんな思いを込めての企画です。ぜひご参加ください。お知り合
いにも広めていただけるとありがたいです。

  …………………… 転送・転載歓迎 ……………………

【緊急企画】

◆ 市民による「事業仕分け」―― 2010年度防衛予算を斬る!

◇2010年2月5日(金) 午後7時~9時

◇東京・富士見区民館 洋室C
[JR、有楽町線、南北線、東西線、大江戸線「飯田橋駅」徒歩5分]
(TEL:03-3263-3841、「国連・憲法問題研究会」名で借りています)
http://www.city.chiyoda.tokyo.jp/service/00065/d0006580.html

◇案件と仕分け人

・PAC3用改修費(639億円)等「ミサイル防衛」経費(1,225億円)
  …杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)

・大型ヘリ空母(ヘリ搭載護衛艦)建造費(1,208億円)
  …木元茂夫(すべての基地に「No!」を・ファイト神奈川)

・海兵隊グアム移転費(472億円)を含む「米軍再編」経費(1,077億円)
  …山口響(ピープルズ・プラン研究所)

◇参加費(資料代) 500円

 ※なお、スリッパ持参の必要はありません。

 大きな反響を呼んだ行政刷新会議の「事業仕分け」。密室下の予算策定
の公開は画期的でしたが、「仕分け人」の役割を担ったのは、少数の国会
議員と選定基準が不明な民間人でした。軍事費も取り上げられたものの、
装備品(兵器)については「政治判断に委ねる」と判断を回避しました。
 編成方針の閣議決定を経て決まった予算案は、迎撃ミサイルPAC3対
応型への改修費や大型ヘリ空母建造費の予算計上を認めるなど、更なる軍
備増強に踏み出すものとなり、米軍再編経費の増額も目立ちます。結局、
予算案の最終決定プロセスは不透明なままです。
 本来、税金の使い道の決定権は、私たち主権者の手にあるはずです。今
こそ軍縮に舵を切るために、私たちは今回の試みを予算審議に反映させ、
無駄な予算を削除させたいと思います。発言と傍聴を歓迎します。ぜひご
参加ください。

■事前に防衛省の政務三役(大臣、副大臣、政務官)や財務省の市川健太
主計官、与党三党の責任者などに、招請状と質問状(予算決定過程など)
を送付します。加えて、企画後、仕分け結果(評価シート)を関係者、報
道機関に提出します。

【主催】「防衛予算仕分け」市民集会実行委員会
[呼びかけ団体]核とミサイル防衛にNO!キャンペーン
        ピープルズ・プラン研究所
        新しい反安保行動をつくる実行委員会

[連絡先]ピープルズ・プラン研究所
(TEL)03-6424-5748 (FAX)03-6424-5749
(E-mail)ppsg@jca.apc.org 〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F

<参考>

◆『週刊金曜日』金曜アンテナ(2010年1月15日号)【必読!】
2010年度予算 民主党が患う“官僚依存”
防衛費で軍備増強のカラクリ(半田滋・東京新聞編集委員)
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=949

◇2010年度防衛関係予算のポイント(財務省HP:市川主計官)
http://www.mof.go.jp/seifuan22/yosan014.pdf

◇2010年度防衛関係費(防衛省HP)
http://www.mod.go.jp/j/library/archives/yosan/2010/kankei.pdf

◇平成22年度の防衛力整備等について(09・12・17 安全保障会議・閣議決定)
http://www.kantei.go.jp/jp/tyoukanpress/rireki/2009/12/17am_siryou2.pdf

◇「事業仕分け」配布資料:装備品の調達(2010年度新規後年度負担)など
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov26-pm-shiryo/3-59.pdf

# by nonukusandmd | 2010-01-23 19:18 | アクションの呼びかけ

【紹介】半田滋さん記事URLと「琉球新報」社説

先日ご紹介した、半田滋さんの2010年度防衛予算批判の文章が『週刊金曜
日』のウェブサイトに掲載されています。ぜひご一読ください。

加えて、1月19日に日米の外務・防衛閣僚が発表した「安保50年共同声明」
を鋭く批判する『琉球新報』社説(1月20日付)をご紹介します。社説は、
共同声明について「軍事面での精強化を誓い合った印象が強く」「軍事力
に頼らない形での新たな友好条約締結という道を閉ざしてしまった可能性
はないのか」などと疑問を呈し、「ここは立ち止まり、ミサイル防衛に象
徴される現行同盟の実態に目を凝らす必要がある」と指摘。「安保改定50
年は『武力神話』を断ち切る契機とすべきだ」と主張しています。こちら
もぜひお読みください。[転送・転載歓迎]

◆『週刊金曜日』金曜アンテナ(2010年1月15日号)

2010年度予算 民主党が患う“官僚依存”
防衛費で軍備増強のカラクリ(半田滋・東京新聞編集委員)
http://www.kinyobi.co.jp/backnum/antenna/antenna_kiji.php?no=949

◆『琉球新報』社説 (2010年1月20日)

「安保共同声明 深化は民意に立脚してこそ」
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-155932-storytopic-11.html

# by nonukusandmd | 2010-01-22 00:10 | 参考文献・映像
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「ミサイル防衛(MD)」や「軍産複合体」の終焉をめざして、動向をウォッチ、反対の声を発信します。在日米軍・日米安保やイスラエル・パレスチナ、チェチェン関連などの動きも一部カバーしています。


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