「ほっ」と。キャンペーン

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準天頂衛星反対!海外からのメッセージ

【準天頂衛星「みちびき」打ち上げに海外から反対メッセージ!】 [転送・転載歓迎]
                   
<戦争支援にみちびくな!―準天頂衛星「みちびき」打ち上げ反対キャンペーン>の
続報です。9月11日(土)20時17分~予定の打ち上げまで、あとわずかです。10日
(金)21時から放映されたNHK総合テレビの「ニュースウォッチ9」では、無人
トラクター(ロボット農業)や建設現場での活用計画などが紹介され、打ち上げに関
わる技術者の「位置測定革命だ」との言葉が垂れ流されていました。キャスターの
「私たちが考えもしない分野で応用されて、生活が一変するかも」とのコメントには、
「(ロボット)戦争支援にも使われかねないですよ」と応答すべきでしょう。

◆今回の打ち上げに反対するメッセージが、米国のブルース・ギャグノンと韓国のソ
ン・ヒー・チョイ(ともに「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネット
ワーク」)から届きましたのでご紹介します。ぜひご一読ください。

◆担当政務官・大臣、JAXA、宇宙戦略本部に向けて、打ち上げ・開発反対のメッ
セージを届けてくださるよう改めて呼びかけます。
(まだの方はぜひ。短いものでも構いません。)

 <背景情報(最新版)と要請先はこちら>
      ↓    ↓    ↓
  http://nomd.exblog.jp/13925652/
………………………………………………………………………………

【出典】宇宙軍拡にさらに資する日本の衛星への反対メッセージ(anatakara)
http://www.anatakara.com/petition/another-platform-for-space-militalization.html

◆準天頂衛星に反対する:ブルース・ギャグノンからのメッセージ

 「JAXAが、現在宇宙にある米国の軍事衛星への補完物として機能する準天頂衛
星を今にも打ち上げる」という情報が、「宇宙への兵器と原子力配備に反対するグロ
ーバルネットワーク」に知らされました。

 日本の市民の皆さんはこの衛星が民間による「平和目的」のためのものになると聞
かされていても、我々には、これらの種類の衛星が「二重の用途」を持ち、それゆえ
一般には軍の管理に置かれることが明白です。
 この衛星が回る予定の軌道を調べてみると、中国の増大する経済を支配するため、
米国国防総省が現在その軍事活動を倍増させているアジア太平洋地域において、米国
海軍の目標物を追跡するためにその衛星が使われるようになることに疑う余地はあり
ません。
 米軍の戦略は、グアム、沖縄、そして韓国の軍事基地を拡張し、ベトナムのような
幾つかの場所に新たな米国海軍の寄港地を作る機会を広げることです。同時に米国は
現在インドに対して、中国に狙いを定めた宇宙軍拡計画における弟分のパートナーに
なるよう、強く勧めています。それゆえ中国はNATOがアジア太平洋地域へと拡大
するにつれ、包囲されることになります。

 これらすべての軍事上の動きは宇宙技術により追跡され調整されねばなりません。
ですから日本の準天頂衛星打ち上げが、このすでに危険な地域を「支配し制覇する」
ためのもうひとつの「プラットフォーム」とより一層の能力を、米軍に与える手助け
をするのです。
 中国が、日本の準天頂衛星が今後監視することになる水域を通じて、石油輸入のか
なりを輸入しているのはよく知られています。同時に米国はいわゆる「ミサイル防衛」
の存在を韓国と日本で増大させています。中国の石油輸入の道を閉ざし、それにより
中国経済のエンジンを米国が握るというのが、国防総省の目的です。

 壮大なチェス盤の上でのこれらの挑発的で攻撃的な米国の動向は、アジア太平洋を
より不安定にするだけです。日本の人々は、米国の様々な帝国主義的作戦へ日本が参
加する「ハイテク」サインを見逃さないようになり、そのような作戦への協力を拒絶
すべきです。
 日本の平和を愛するすべての市民は、日本の準天頂衛星打ち上げを破棄すべきです。

宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク
コーディネーター

ブルース・ギャグノン

================================

◆準天頂衛星に反対する : ソン・ヒー・チョイのメッセージ

 日本の友人のおかげで知った、JAXAが米軍の衛星システムを補完する準天頂衛
星を打ち上げるとのニュースは警戒すべきものです。
 さらに、三菱〈注:衛星制作は三菱電機・打ち上げロケット制作は三菱重工〉は、
日本の帝国主義の間、朝鮮人を強制連行し労働と性奉仕を強要した第一級の犯罪企業
であったという点で、これまで韓国において多数の抗議運動の対象となってきていま
す。
 2011年に打ち上げられる汎用人工衛星アリラン3号のため、韓国の航空宇宙産業
が三菱を選んだことを大韓民国政府が2009年1月に発表したとき、日本の帝国主義
の犠牲者とその家族は、その決定に対して激しく抗議しました。
 三菱が日本でのSM3の制作を含む兵器産業における主要企業であると聞けば、日
本と韓国の平和市民が、両国における兵器産業の動向を監視し、それらの企業の動き
に反対して連帯すべきであるのは明らかです。
 私はまた、宇宙の軍拡化に対して抗議を開始している日本市民がいるという事実に
激励され、それゆえ韓国で懸念する市民である私たちは、皆さんの倫理的な大義のた
めに真実、共にあると告げたいと思います。
 
 また別に皆さんに告げたい点は、大韓民国・日本・米国の戦争挑発屋の間の、特に
この3月の天安号事件をいいわけにした、驚くべきほどに堅牢な同盟です。
 日本の自衛隊は去る7月の韓米による戦争訓練の間オブザーバーとして参加し、ま
た大韓民国の李明白右翼政権と日本政府は、日本の戦艦をこの10月にある、北朝鮮
をターゲットとするPSI(拡散に対する安全保障構想)訓練に参加させることを現
在考慮中です。それが実現すれば、65年前の日本からの解放後初めて、朝鮮の水域
に日本の戦艦が入ることになります。

 今年は日本の朝鮮併合100周年にあたり、朝鮮の多くの人々は、李明白政権をその
反動的行いのため批判しています。
 私たちコリアンはいつも日本の平和を愛する市民の献身に感謝し、刺激を与えられ
ています。一緒に手を携えて、両国における戦争のモードを打破し、そして世界の平
和市民すべてと心から連帯しましょう。私たちが知らないために、世界には多くの人
々が苦しんでいることを常に心に刻み、共にもっと強く行動しましょう。

ソン・ヒー・チョイ

宇宙への兵器と原子力配備に反対するグローバルネットワーク
アドバイザー(韓国)
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by nonukusandmd | 2010-09-11 00:32 | アクションの呼びかけ

研究者をカネで囲い込む米軍にNO!

【戦争の無人化めざす米軍が日本の研究者をカネで囲い込む!】

9月8日(水)の朝日新聞朝刊に見逃せないスクープ記事が掲載!
貴重な取材報道ですので、まずはじっくりとお読みください。
(10日には続報が掲載予定。ご注目を) [転送・転載歓迎]

 ◆米軍の研究助成、増加~日本技術の軍事応用も視野
(朝日新聞 2010年9月8日/「科学面にようこそ」)
  https://aspara.asahi.com/blog/science/entry/BDH2k75jSg

日本の研究現場に米軍から提供される研究資金が近年、増加傾向にあり、研究への
直接助成や補助金付きコンテストへの参加募集など様々な形があるというもの。背
景には、世界の高度な民生技術を戦争の無人(ロボット)化などに応用しようと狙
う米軍の戦略が存在します。東京・六本木の米軍施設「赤坂プレスセンター」ビル
内に、陸、海、空軍の各研究開発事務所があり、数十人のスタッフが資金提供や情
報収集を担っていることも明らかにされています。

前半で取りあげられているのが、野波健蔵・千葉大学副学長(工学部教授)です。
08年3月以降、米国防総省や米軍などが主催・資金提供する軍事ロボットコンテス
トに参加した野波氏は、「学生はこうしたコンペでは燃える。動機付けとして非常
にいいと考えた」と語っています。彼は、今年の最終予選でベスト6に入り、11
月の豪州での本選への切符を手に入れたものの、「私の良心」を理由に本選参加は
取りやめたそうです。

しかし、野波氏の対応は極めて不可解です。驚くべきことに、「民生ロボットの研
究開発は平和目的に限る」とする画期的な『千葉大学ロボット憲章』[後掲]制定
(07年11月21日)を主導したのは当の野波氏でした。制定からわずか3~4ヶ月
後に彼は、インドでの軍事利用目的のコンテストに「参戦」し、憲章を自ら有名無
実化したのです。今回の本選不参加は遅きに失したものでしょう。野波氏は自ら説
明責任を果たすべきです。また、千葉大学はロボット憲章を守らせるための実効性
ある措置をとるべきです。

 ◇野波健蔵氏のプロフィールページ(千葉大学ウェブサイト)
  http://www.eng.chiba-u.ac.jp/outProfile.tsv?no=1111

◇野波健蔵氏のウェブサイト
  http://mec2.tm.chiba-u.jp/~nonami/indexJap.html

先日放映された「貧者の兵器とロボット兵器」【9月12日(日)16:30~18:00
NHK・BSハイビジョンで再放送】や『ロボット兵士の戦争』(P・W・シンガ
ー、NHK出版)に描かれた、無人戦争に傾斜する米軍の実態を見るとき、日本の
民生技術が軍事転用され、戦争犯罪に加担していくことを見過ごすわけにはいきま
せん。科学者・技術者の社会的責任が厳しく問われています。

記事は、日本の研究者が米軍の研究助成にすがる背景に、不安定な雇用形態や研究
費不足があることも指摘しています。貧困問題や科学技術政策と平和の問題が密接
に絡んでいます。加えて、米国等への民生技術の軍事転用に対して甘い対応をとっ
ている経済産業省の姿勢も改められるべきです。そして、日本の研究者をカネで囲
い込む米空軍「アジア宇宙航空研究開発事務所(AOARD)」などの撤退を要求
します。

………………………………………………………………………………………

◆千葉大学ロボット憲章
(知能ロボット技術の教育と研究開発に関する千葉大学憲章)

 http://www.chiba-u.ac.jp/others/topics/article2007/20071127.html

 2007年11月21日制定

最近のロボットの研究開発における進歩は著しく、産業用ロボットにおいて世界を
リードする我が国では、第3次産業のサービス分野までも含めた現実の日常生活の
なかで、「知能ロボット」が人間の身近な存在になろうとしている。

「知能ロボット」は、従来型の「ロボット」と異なり、自ら自己を律する自律制御
系技術が組み込まれたロボットである。自律制御系の究極の姿の1つは我々人間を
含む生物であるが、人類が創造したロボットの過去から現在、そして未来への進化
は、この究極の生物の機能を模倣し獲得していく歴史でもあろう。遠くない未来社
会においては、こうした生物の機能を部分的に有する、あるいは、一部生物の機能
をはるかに超える「知能ロボット」が出現してくることは想像に難くない。

一方、先端的な科学技術には常に光と影が存在し、人類を幸福にする反面、これら
の科学技術が悪用されると人類存亡の危機に直面することは、これまでの歴史が証
明している。現代社会において、先端的なロボットの研究開発に携わる者の責任は
極めて重大である。 千葉大学では、地球生態系の維持・保全を基底に据えて、人
間の尊厳、人類の福祉、恒久平和と繁栄、そして、安全安心な社会に資するロボッ
ト研究開発と教育をこそ率先して推進する立場から、ここに「千葉大学ロボット憲
章」(知能ロボット技術の教育と研究開発に関する千葉大学憲章)を制定する。

■第1条(倫理規定)
本ロボット憲章は、千葉大学におけるロボットの教育と研究開発に携わるすべての
者の倫理を規定する。

■第2条(民生目的)
千葉大学におけるロボット教育・研究開発者は、平和目的の民生用ロボットに関す
る教育・研究開発のみを行う。

■第3条(非倫理的利用防止)
千葉大学におけるロボット教育・研究開発者は、非倫理的・非合法的な利用を防止
する技術をロボットに組み込むこととする。

■第4条(教育・研究開発者の貢献)
千葉大学におけるロボット教育・研究開発者は、アシモフのロボット工学三原則
(注)ばかりでなく、本憲章のすべての条項を遵守しなければならない。

■第5条(永久的遵守)
千葉大学におけるロボット教育・研究開発者は、大学を離れてもこの憲章の精神を
守り尊重することを誓う。

 ……………・…………・…………・…………・…………・…………

(注)ロボットのあるべき姿を規定したアイザック・アシモフのロボット工学三原
則は、次の通りである。

◇第一条
ロボットは人間に危害を加えてはならない。
また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
◇第二条
ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない。
ただし、与えられた命令が、第一条に反する場合は、この限りではない。
◇第三条
ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのない限り、自己を守らなけ
ればならない。

…………………………………………………………………………………………

【参照記事】

「ロボットは平和のために」千葉大が『憲章』制定

          <東京新聞(千葉版) 2007年12月16日>

 近い将来、人間を超える自律制御能力を持つロボットの出現が予想される中、千
葉大(千葉市稲毛区)が、ロボット研究者の倫理を規定した「千葉大学ロボット憲
章」を制定した。ロボット研究を平和利用に限定する内容。世界の研究機関にも例
がない試みといい、宮崎清副学長は「科学技術には光と影がある。影の部分には加
担しないという姿勢を内外に示していきたい」と意気込んでいる。
 憲章の原案作りの中心になったのは、米航空宇宙局(NASA)で研究経験もあ
る野波健蔵教授(58)=人工システム科学。法学部の教員らも参加して学内で推敲
(すいこう)を重ね、先月二十一日に役員会で承認された。全五条からなり、第二
条で「千葉大のロボット研究者は平和目的の研究開発のみを行う」と宣言。第四条
で、SF作家の故アイザック・アシモフ氏が提唱し、ロボットは人間に危害を加え
てはならないなどと定めた「ロボット工学三原則」を守る規定も盛り込んだ。ロボ
ット研究に携わる留学生も多いことから、第五条で、千葉大を離れても憲章の精神
を尊重するよう求めている。

 憲章の目玉である「平和目的」のくだり。実は原案作成の際、若干の議論になっ
た。諸外国ではロボット研究に多額の軍事予算が投入されるケースが多く、このよ
うな憲章は前例がない。千葉大でも「平和利用と軍事利用を線引きできるのか」
「産学共同研究に支障が出るのでは」といった疑問が出されたという。

 確かに、IC(集積回路)などの半導体技術がミサイルにも使われているように、
「平和」と「軍事」の線引きは難しい面もあるが、IC自体が軍事目的で開発され
たわけではない。最終的には「(憲章が)研究の手足を縛るものではない」との合
意に至った。野波教授は「ロボットの平和利用について、日本が世界をリードすれ
ばいい。また、憲章をきっかけに一人一人の研究者や学生が議論を深めていければ」
と期待する。
 現在、英文の憲章も作成中だ。海外の研究機関と共同研究する際などに、憲章に
従うよう求めていく考えという。

<千葉大学ロボット憲章> (略)

<メモ>アシモフのロボット工学3原則 旧ソ連出身で米国の作家アイザック・ア
シモフ氏(1920-92年)が、SF連作「われはロボット」(50年)で提唱したロ
ボット開発の基本概念。第1条は「ロボットは人間に危害を加えてはならない。ま
た危害を加えられるのを看過してはならない」。第2条は「ロボットは第1条に反
しない限り人間の命令に服従しなければならない」。第3条は「ロボットは第1、
2条に反しない限り自己を守らなければならない」。
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by nonukusandmd | 2010-09-10 00:28 | ミサイル防衛・軍需産業の動き

無駄で危険な準天頂衛星「みちびき」の9・11打ち上げに反対しよう!

◆「戦争支援にみちびくな!」――――
無駄で危険な準天頂衛星「みちびき」の9・11打ち上げに反対しよう!
                
9月11日(土)夜(20:17~21:16を予定)、準天頂衛星の初号機「みち
びき」(衛星本体は三菱電機が製造)が三菱重工のH2Aロケットで種子
島から打ち上げられようとしています。準天頂衛星とは、米軍の軍事衛星
(一部機能を民間に開放)であるGPS(全地球測位システム)を補完す
るものです。02年に三菱電機や日立等が出資して「新衛星ビジネス」が設
立。当初は官民での衛星開発・運用が計画されましたが、コストの大きさ
に比べて、通信・放送ビジネスからの収益性の低さを解決できず、06年3
月に通信・放送の事業化を断念。結局、750億円という巨額の費用全額を
国費で負担し、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発を進めてきまし
た。もともと3機を打ち上げ、常に日本の天頂に1機の衛星が見えるよう
に計画されましたが、2機目以降の打ち上げのメドはたっていません。

6月3日に行われた総務省による行政事業レビュー(省庁版事業仕分け)で
は、「目的があまりにも不明確」「1500億円かけて(注:3機分の経費)
GPSの補完を行う意味はどれだけあるのか」などの意見が出され、「事
業の成果の在り方も含め抜本的見直し」の評価がなされました。本来なら
政府の「事業仕分け」で中止されるべき杜撰なプロジェクトです。

 ◇GPS補完へ今年打ち上げ 日本の準天頂衛星
  [朝日新聞GLOBE「衛星覇権」/2010年1月11日]
  http://globe.asahi.com/feature/100111/memo/02.html 

 ◇総務省行政事業レビュー評価/事業番号5 準天頂衛星システム(P.5)
  http://www.soumu.go.jp/main_content/000071621.pdf

 ◇JAXA:準天頂衛星 初号機「みちびき」
  http://www.jaxa.jp/projects/sat/qzss/index_j.html

 ◇「みちびき」特設サイト~見上げれば宇宙から照らす道しるべ~
  http://www.jaxa.jp/countdown/f18/index_j.html

この間、「宇宙開発戦略専門調査会」座長を務め、宇宙基本計画の策定に
役割を果たした寺島実郎氏らが、正確な海洋資源探査が可能になるとして
準天頂衛星の必要性を強調してきました。加えて、最近台頭してきたのが、
「安全保障」名目で税金無駄遣いの衛星開発を正当化する言説です。

準天頂衛星の「最も重要なポイント」は「安全保障上重要な意味を持つ」
ことだと露骨に主張する鈴木一人氏(北海道大学公共政策大学院准教授)
の論文が雑誌『WEDGE』7月号に載りました。彼は青木節子氏(慶応
大学)とともに、宇宙の軍事利用に道を開く「宇宙基本法」制定にも深く
加担した人です。

 ◆測位衛星システムこそ宇宙政策の急務:鈴木一人
 [WEDGE Infinity(『WEDGE』2010年7月号)]
  http://wedge.ismedia.jp/articles/print/951 
     ↓   ↓   ↓
「仮に最悪の事態が起きたとき、準天頂はGPS衛星の補完・補強をする
だけでなく、日本列島や朝鮮半島における安全保障活動の支援をすること
が期待できる。」
「現在の米軍も自衛隊もGPSの軍事信号に大きく依存しているが、準天
頂衛星が加わることで、GPSを受信しにくいビル陰での市街戦や山岳地
帯でのゲリラ戦、さらにはミサイル防衛のような精密な測位を必要とする
防衛手段の強化に資することができる。」

…「安全保障活動」とは「戦争」です。鈴木氏は日米共同軍事作戦の強化
に役立つと主張しているのです。こうした好戦的な学者が政策決定に深く
関与していることに恐怖を覚えます。そして、背後に米国や軍産複合体の
強い意志があることも見逃せません。オバマ政権の国務次官補(東アジア
・太平洋担当)を務めるカート・キャンベルが、かつて中心となってまと
めた報告書『日米宇宙政策:21世紀における協力の枠組み』(03年7月)
でも、GPS分野での「技術の標準化と緊密な日米協力」が提唱されてい
ました。「日米同盟の深化」を掲げた日米の外務・防衛官僚による秘密協
議である「日米実務者協議」においても宇宙利用が柱の一つになっていま
す。測位衛星は無人偵察機・無人攻撃機などの「戦争の無人化」に不可欠
の危険なシステムです。

民主党政権は、無駄で危険な準天頂衛星の更なる開発に舵を切ろうとして
います。宇宙開発戦略本部は2機目以降の開発に向けたプロジェクトチー
ム(PT)を設置、9月7日に第1回会合が行われました。来年(2011年)
3月には方向性を示し、8月の概算要求に反映させるとしています。

 準天頂衛星プロジェクトチーム第1回会合 議事資料
 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/utyuu/QZS/dai1/gijisidai.html

PTは内閣、文部科学、農林水産、総務、経済産業、国土交通、防衛、警
察の各府省庁の政務官で構成。新国防族でもある前原誠司宇宙開発担当相
(国交相)は、第1回会合で「やる以上、2機目以降の打ち上げが前提」
「最終形が3機なのか7機なのか」と早くも前のめりの姿勢を示しています。

【泉健太・前原誠司議員らに「準天頂衛星」開発中止の要請を!】

このプロジェクトチームの座長となる泉健太・内閣府政務官(宇宙他担当)
は、宇宙基本法制定時の国会審議で「日本は宇宙軍縮に役割を果たすべき」
と主張していた人です。泉健太政務官と前原誠司宇宙開発担当相、宇宙開
発戦略本部、JAXAあてに、準天頂衛星の打ち上げ中止と開発断念を要
請してください。ちなみに二人の議員はともに京都選出です。

[要請先]

◆泉健太(内閣府政務官・準天頂衛星開発プロジェクトチーム座長)

 (FAX)03-3508-3805    (TEL)03-3508-7005
 (E-mail)office@iKENTA.net
 (ホームページ)http://www.ikenta.net/

◆前原誠司(宇宙開発担当相)

 (FAX)03-3592-6696   (TEL)03-3508-7171
 (E-mail)http://www.maehara21.com/form/index.php 
(ホームページ)http://www.maehara21.com/index.php

◆宇宙開発戦略本部(事務局)

 (FAX)03-3505-5971   (TEL)03-5114-1935
 (E-mail)i.space@cas.go.jp

◆JAXA(宇宙航空研究開発機構)広報部

 (FAX)02-6266-6910   (TEL)03-6266-6400
 (E-mail)proffice@jaxa.jp
 (お問い合わせフォーム)
  https://ssl.tksc.jaxa.jp/space/inquiries/index_j.html
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by nonukusandmd | 2010-09-09 10:32 | アクションの呼びかけ

【番組・資料紹介】9月5日「貧者の兵器とロボット兵器」(NHK・BShi)

お薦め番組のご紹介です。視聴・録画可能な方はぜひチェックしてください。
後ろに参考資料も付けてみましたのでご覧ください。[転送・転載歓迎]

……………………………………………………………………………………

<NHK BSハイビジョン>
◆ハイビジョン特集 「貧者の兵器とロボット兵器」

2010年9月5日(日) 午後10:45~午前0:14
http://www.nhk.or.jp/bs/hvsp/

9・11同時多発テロから9年、米軍とタリバンの泥沼の戦闘が続くアフガニス
タン。ここに歴史上初めての全く新しい戦争の姿が出現している。ハイテク
無人機など“ロボット兵器”を駆使する大国正規軍と、カラシニコフ銃や手
製爆弾など旧式の“貧者の兵器”に頼る武装集団が、互いの姿の見えない戦
場で対峙する究極の“非対称戦争”だ。知られざるその実像をとらえた膨大
な映像記録をNHKは入手した。そこにたびたび登場するのがタリバン最強
硬派の「ハッカーニネットワーク」だ。自爆軍団として米軍に恐れられ、無
人機攻撃の最大の標的にもなっている。だが、ソビエトがアフガンに侵攻し
た80年代、首領のハッカーニは反ソ勢力として最も頼りになる米国の友人だ
った。武器の供給から爆弾の製法まで、米国の支援で力を蓄え、皮肉にもそ
れが今、米軍を苦しめている。今、米国はハッカーニらのゲリラ戦から自国
兵士を守るため、ロボット兵器を次々と開発し、米本土から遠隔操作で攻撃
を行う。だが誤爆も相次ぎ、犠牲者周辺からタリバン予備軍を生み出す憎し
みの連鎖も呼んでいる。“貧者の兵器”対“ロボット兵器”。その実態を描
き、21世紀の新たな戦争の姿とその脅威に迫る。(NHKホームページより)

……………………………………………………………………………………

【無人(ロボット)兵器に関する参考資料】

とりわけ、P・W・シンガーの新著『ロボット兵士の戦争』の一読をお薦め
します。『戦争請負会社』『子ども兵の戦争』(ともにNHK出版)に続く、
現代戦争の最前線を描き出した必読書です。

◆「ロボット革命と21世紀の戦争」
<デモクラシー・ナウ・ジャパン(2009.02.06-2/動画)>
http://democracynow.jp/submov/20090206-2
ゲスト:P・W・シンガー
「いま議論しなければ原爆のあやまちを繰り返します」

◆『ロボット兵士の戦争』
(P・W・シンガー著、小林由香利 訳、NHK出版)
「クリックひとつで戦闘準備完了。ハイテクは、戦争のスタイルを根本から
変えた。今後、技術開発はどこへ向かい、人類にどんな影響をもたらすのか。
軍、産業、政治、それぞれの思惑が複雑にからみ合う現状と、新しい戦争が
つくり出す難問の数々を、安全保障問題の専門家が初めて明らかにする。」
(帯から)
http://www.asagaku.com/science_pot/osusume/sonota.htm
(朝日中学生ウィークリー 2010年8月15日号/書評:瀬名秀明)

◆「ロボットが変える戦争」(P・W・シンガー)
<『日経サイエンス』10月号(発売中)>
http://www.nikkeiscience.com/2010/08/post-934f.html
「一日のうちで最も危険なのは戦場で戦っている時ではなく、帰宅のため車
を運転している時だ」
※『ロボット兵士の戦争』の入門編兼ダイジェスト版としても読めます。

◆戦争の「無人化」と「民営化」
<水島朝穂「平和憲法のメッセージ」2010年5月17日>
http://www.asaho.com/jpn/bkno/2010/0517.html

◆「遠隔操作される死の飛行機」
<ル・モンド・ディプロマティーク 日本語・電子版(2009年12月号)>
http://www.diplo.jp/articles09/0912-2.html

◆米国無人機の空爆は戦争犯罪か:議会公聴会の議論
<「Wired Vision」 2010年5月10日>
http://wiredvision.jp/news/201005/2010051021.html

◆オレゴンで無人機をめぐる討論/ドローンによる攻撃へ抗議を(anatakara)
http://www.anatakara.com/petition/gagnon-blog-2009-12-drone-debate-continues.html

◆日米、無人偵察機の「目」研究へ 攻撃転用で論議も
(2010年2月21日、共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022101000346.html

※「画像ジャイロの日米共同研究の中止を」の声を届けてください。
 → 前原誠司外相
(FAX)03-3592-6696   (TEL)03-3508-7171
 (E-mail)http://www.maehara21.com/form/index.php
[PR]

by nonukusandmd | 2010-09-02 00:15 | 参考文献・映像
line

「ミサイル防衛(MD)」や「軍産複合体」の終焉をめざして、動向をウォッチ、反対の声を発信します。在日米軍・日米安保やイスラエル・パレスチナ、チェチェン関連などの動きも一部カバーしています。


by nonukusandmd
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