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【韓国で紹介】「無印良品」イスラエル進出反対コラム

『インパクション』175号に杉原が書いた無印良品のイスラエル進出に反対
するコラムを、このたび「Ichi」さんが翻訳され、韓国のパレスチナ連帯運
動のウェブサイトに投稿してくれました。「Ichi」さんからのメールを転送
します。 [転送・転載歓迎]

韓国に知人・友人のおられる方はぜひご紹介いただけるとありがたいです。
引き続き、無印良品に声を届けていきましょう。

◆STOP無印良品キャンペーン
http://palestine-heiwa.org/muji/index.html

◆「STOPMUJI」ツイッターアカウント(「フォロー」と知人への紹介を)
http://twitter.com/STOPMUJI

◆雑誌『インパクション』第175号
特集「終わらない植民地支配 国境を超える抵抗~沖縄・パレスチナ・
   グアム・アイヌ」=ぜひご注文を!
http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html

……………………………… 以下、転送 …………………………………

ボイコット側の「進出」といっては何ですが…。といってもイスラエルでは
なく、韓国です。

【訳文】
無印良品のイスラエル進出をやめさせよう!
 ~「血印悪品」になり果てるのか~
杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)
http://pal.or.kr/xe/139518#1

韓国では、無印良品は「ムインヤンプン」あるいは「ムジ」で通っていて、
ロッテ資本との提携で全国に9店舗展開しています。

無印良品(韓国)
http://www.mujikorea.net/

ファン層がいることをアピールするなど、それなりに顧客密着型の宣
伝戦略でやっているので、ボイコットの動向は気にすると思います。
http://www.mujikorea.net/_mania/mania-photozenic.asp?menu=mania

無印ボイコットに関しては、5月の段階でパレスチナ情報センターの
スタッフ・ノートを翻訳したものをアップしておいたので、このサイ
トを訪れる人にはある程度認知されていたかと思うのですが…
http://pal.or.kr/xe/?mid=freeboard&page=3&document_srl=131272
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by nonukusandmd | 2010-08-22 21:16 | イスラエル・パレスチナ関連

「STOP無印良品キャンペーン」サイト&『インパクション』コラムの転載

既にご存知の方もあるかと思いますが、小売業界初となる「無印良品」の
イスラエル進出をやめさせるために、キャンペーンサイトが立ち上げられ
ています。パレスチナ情報センターが運営するこのウェブサイトは、最新
状況から一人ひとりにできることまで、充実した情報を提供してくれます。
ご活用をお薦めします。ブログやツイッターなどでぜひ紹介してください。
お知り合いにも広めてください。無印への具体的な働きかけは、打てば響
くはずです。

◆STOP無印良品キャンペーン
http://palestine-heiwa.org/muji/index.html

[内容]
最新の話題/なにが起きているのか/みなさんへのお願い/よくある質問
/無印良品関係者のみなさまへ/無印良品からのメッセージ/イスラエル
とパレスチナ?(簡単な解説と本の紹介)/イメージ・ギャラリー/イス
ラエル出店基本情報/「STOP無印良品キャンペーン」メッセージカー
ド/無印良品コミュニケーション窓口一覧

<パレスチナ情報センター>
http://palestine-heiwa.org

ウェブサイト紹介に併せて、『インパクション』第175号に杉原の書いた
関連コラムを、編集部のご了解を得て転載します。長い文章ではありませ
んので、ぜひご一読ください。また、濃密な内容の『インパクション』第
175号もぜひお買い求めください。

◆雑誌『インパクション』第175号
特集「終わらない植民地支配 国境を超える抵抗~沖縄・パレスチナ・
   グアム・アイヌ」(7月23日配本)=ぜひご注文を!
http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html

…………………………………………………………………………………………

 無印良品のイスラエル進出をやめさせよう!
 ~「血印悪品」になり果てるのか~

      杉原浩司(核とミサイル防衛にNO!キャンペーン)

 無印良品(株式会社良品計画)は2011年中のイスラエルへの出店を決定
したという。イスラエルのカイリグループという企業とライセンス契約を
結び、商標のライセンス供与と商品供給を行うとのこと。テルアビブかエ
ルサレムに1店舗を出店予定だそうだ。良品計画自ら「日系小売企業の出
店は初」とウェブサイトで半ば誇らしげに言及している。
 なぜ今イスラエルに進出するのか? 時あたかもイスラエル・ボイコット
が世界的高まりを見せているこの時に。
 無印の説明はこうだ。「(イスラエルの)GDPは2008年秋以降の世界
経済不況の影響下でもわずかながら成長しており、2010年は復調の兆しが
見えることからも出店の価値は十分あると判断しました」。要するに「儲
かりそうだ」というわけだ。
 長きにわたって国際法違反の占領を続け、ガザ虐殺や封鎖、人道支援船
への襲撃など幾多の人権侵害を重ねる「ならず者国家」。分離壁=「アパ
ルトヘイト・ウォール」を築き、戦争犯罪の不処罰を継続する「無法国家」。
そんなイスラエルに、日本の小売店として歴史上初めて進出することに、
無印はどのような意義を見出しているのだろう。悪しき「先駆者」として
汚名を刻むのはやめた方が身のためだ。

 パレスチナの平和を考える会やパレスチナ情報センターなどの呼びかけ
に応じて、既に多くの人々が無印に出店中止を求める働きかけを行っている。
 しかし、それに対する無印の回答は悲しいものだ。いわく、イスラエル
での取り組みは「単純な商品の供給」に過ぎない。「当社の願いは、紛争
の原因となっている諸問題と離れ、世界中のできるだけ多くの生活者の方
々に『無印良品』の商品を通じ、当社の考える『シンプルな暮らし方』を
ご提案し、ご満足をいただくことにございます」。
 「単純な商品の供給」が大きな政治的メッセージ性を持つことに気づか
ないはずはないと思うのだが。イスラエルにとっては有名な日本企業の初
出店はこのうえない政治的支援に他ならない。それはイスラエルのあり方
を容認するサイン(印)とみなされる。そして、無印に続く日本企業の進
出の敷居はより低いものとなるだろう。
 それにしても、「紛争の原因となっている諸問題と離れ」た形の商業行
為というものは存在するのだろうか。紛争の原因となっている無法行為に
目を閉ざした「シンプルな暮らし方」の推奨はまっぴらご免だ。こうした
非論理を無印が本当に信じているのなら、「出直して来い!」と言う他ない。

 5月下旬にヒューマンライツ・ナウの招聘により来日したラジ・スラー
ニ(パレスチナ人権センター)は「我々はカフカの世界にいる」と述べた。
保護される権利があるはずのガザ市民が、本来制裁の対象になるべきイス
ラエルから懲罰を受けている。こうした転倒を許しているのは、米国や欧
州などの政府の「黙認による共謀」であると。日本政府もまた、共謀のコ
ネクションに加わっている。人道支援船「ガザ自由船団」へのイスラエル
軍による襲撃・虐殺を非難し、独立調査団派遣を求める国連人権理事会の
決議に、棄権をするという恥ずべき選択を行ったのだ。
 ちなみに、無印良品の企業としての行動理念には「誠実で、しかも正直
であれ」「全てにコミュニケーションを」とある。アパルトヘイト国家イ
スラエルに初進出し利益を上げることは、果たして「誠実」な行為だろう
か。出店中止は、結果的に無印の企業イメージを保全することになるだろ
う。そうした人々のありがたい意見をないがしろにすることは「コミュニ
ケーション」拒否の行為である。
 幸いにも無印良品は有名企業である。多くの消費者がその存在を認知し
ているがゆえに、その企業行動は、広範囲に知れ渡る。そしてフランス・
パリに8店舗が進出しているなど、ボイコット運動が強い地域にも出店し
ている。現在までのところ、無印は出店決定を見直す姿勢を一切見せては
いない。しかし、既に江川紹子さん(ジャーナリスト)などが無印のイスラ
エル進出への批判を口にし始めている。今後の取り組みの広がりしだいで
は、出店中止という決定が下される可能性は十分に存在するのではないか。
 私は1995年にフランスが南太平洋で核実験を相次いで強行した際、抗議
行動の一環としての仏製品不買運動に加わったことがある。銀座の有名店
前で飲料水「エビアン」を垂れ流すパフォーマンスを行ったりもした。当
時、多くのマスメディアはフランスを強く批判し、私たちの抗議行動を好
意的に報じた。

 そんな行動を無印良品の本社や店舗でもやりたいとは思わない。どうか
冷静に、企業としてのまっとうなリスク計算を実施して、イスラエルへの
出店決定を撤回してもらいたいと思う。このまま出店を強行するならば、
創意工夫をこらした無印良品ボイコット運動を国際的に展開せざるを得な
くなるだろう。幸いボイコット運動は買わない運動であり、うれしいこと
に貧乏人でもできる活動なのだ。
 無印は、傷ついた企業イメージを回復することは容易ではないと悟るべ
きだ。1980年に西友のプライベート・ブランド(PB)商品として出発し
た無印は、89年に事業部が会社として異例の独立。以降、急成長を遂げて
きた。80年当時に40品目に過ぎなかった品目数はいまや約7500点。良品計
画は割安な専門店との競合を意識して、品目を5千点まで絞り込む方針を
掲げたという。
 同時に海外出店を加速させており、二千億円に迫ると見られる2011年度
の売上高に海外(アジア)が占める割合は二割に達するという。今回のイ
スラエル進出決定はその一環である。
 「企業の社会的責任(CSR)」が喧伝されて久しい。無印は企業とし
ての倫理的挫折の道をこのまま突っ走るのだろうか。恥ずべきボイコット
・リストにその名を連ねるのか。それは「血印悪品」への道である。無印
の選択の行方は、日本企業のCSRの本質を白日のもとにさらすだろう。
無印の良心が試されている。そして、日本の消費者、市民の道義的水準も
また試されている。あなたの行動が試されている。

(出典:『インパクション』第175号)
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by nonukusandmd | 2010-08-12 00:08 | イスラエル・パレスチナ関連

『インパクション』第175号(沖縄・パレスチナ・グアム・アイヌ)のご紹介

雑誌『インパクション』第175号 特集「終わらない植民地支配 国境を超
える抵抗~沖縄・パレスチナ・グアム・アイヌ」が7月23日に配本されて
います。当キャンペーンの杉原も無印良品のイスラエル進出についてのコ
ラムを書きました。
http://www.jca.apc.org/~impact/magazine/impaction.html

特集のメインであるパレスチナ問題に加えて、「時代や場所を異にしつつも
私たちは同じ構造の上に立っている」(田浪亜央江さん)との問題意識から、
沖縄・グアム・アイヌの問題が重層的に扱われています。また、6月19日に
開催された「もうやめよう!日米安保条約」集会の講演内容も採録されてい
ます。

大変読み応えのある内容になっていますので、ぜひ書店で手にとってご覧く
ださい。お薦めです。

……………………………………………………………………………………

[特集目次]

◎座談会:起源の暴力と軍事占領 沖縄とパレスチナをつなぐ抵抗の論理
 天野恵一・阿部浩己・湯浅一郎・田浪亜央江(司会)
◎コラム:入植地企業アハバの違法製品の流通を見逃すな イスラエルの戦争
 犯罪に加担する死海コスメ・ブランドとボイコットキャンペーンの射程
(役重善洋)
◎対談:パレスチナとアイヌ、入植と占領の歴史比較 メロン・ベンヴェニス
ティ・上村英明

◎パレスチナを読む
・「ユダヤ・ナショナリズム神話の解体からイスラエル・ナショナリズムへ?」
 『ユダヤ人の起源』(早尾貴紀)
・「『トーラーの名において』の影を見据える」 『トーラーの名において』
(赤尾光春)
・「パレスチナと日本をつなぎ、考える」 『〈鏡〉としてのパレスチナ』
 (越田清和)
・「ハンダラ・ボロ服のイコンが生みだす共感への共感」 『パレスチナに生
まれて』(田浪亜央江)
・「パレスチナ/イスラエルをめぐる文化闘争の武器として」 『シャティー
ラの四時間』(田浪亜央江)

◎シンポジウム:もうやめよう! 日米安保条約 米国・日本・沖縄の新しい
関係を目指して
・日米安保体制の問題点と目指すべき日米関係(浅井基文)
・グアムの海兵隊移転計画(ビクトリア‐ロラ・レオン・ゲレロ)
・沖縄の怒りの勢いは衰えない(安次富浩)

◎コラム:無印良品のイスラエル進出をやめさせよう! 「血印悪品」になり
果てるのか (杉原浩司)
◎コラム:
・パレスチナの「明日よりましな今日」 虐殺者イスラエルを歓待する韓国に
投げかける質問(バンダ)
・6月10日、虐殺国家の大統領シモン・ペレス訪韓に抗議する行動
 (アリア)

◎シンポジウム:ホロコーストとイスラエルを考える ヤコブ・ラブキン教授
『トーラーの名において』邦訳刊行記念シンポジウムから
・はじめに(鵜飼哲)
・ホロコーストに対する日本人の関心がシオニズムの犯罪への批判になぜつな
がらないのか?(芝健介)
・キリスト教文化圏の反ユダヤ主義をめぐって(山口里子)
・ホロコーストからガザへ(岡真理)
・近代以後に向かって イスラエルと日本を結ぶ歴史の地脈(徐京植)

◎我々を隔てることは出来ない 映画「スリング・ショット・シップホップ」
が見せたパレスチナラップの可能性(山本薫)

[インパクション]
http://www.jca.apc.org/~impact/
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by nonukusandmd | 2010-08-07 21:07 | イスラエル・パレスチナ関連

「STOP無印良品キャンペーン」メッセージカード

「パレスチナの平和を考える会」の役重善洋さんからのメールを転送します。
ぜひご協力ください。

【以下、転送・転載歓迎】

*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*―*

★「STOP無印良品キャンペーン」メッセージカードで反占領の意思表示を!★

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日系小売店として初のイスラエル出店を計画している無印良品(株式会社良
品計画)に対して、これまで多くの市民が、同国のパレスチナ占領・アパル
トヘイト政策に反対する立場から出店中止を求めてきましたが、同社は、い
まだに出店に向けた準備を進めています。

そこで、パレスチナの平和を考える会ではは、「出店したらボイコットしま
す宣言」の意志を伝えるメッセージカードを作りました。

http://palestine-forum.org/muji/muji-msg-card.html

これを市販のハガキ用紙等に印刷して、できればオリジナル・メッセージ
も書き込んだ上で、お近くの無印ショップに渡していただければと思いま
す。買い物のついでにレジで渡すというかたちでも、近くになければ、切
手を貼って郵送しても良いかと思います。

店舗情報 http://www.muji.net/shop/

なお、現在、ウェブ上にあげている3種のうち、一つ目(一番上)のもの
のみ、印刷済みのポストカードのストックがあります。希望される方には、
送料・印刷費等実費として、
10枚まで100円、11~20枚で200円、‥‥、91~100枚で1000円、‥‥
というかたちで、お分けしたいと思います。

お名前、送付先住所、電話番号、希望枚数をお伝えいただければ、振込み
用紙と一緒にカードを送らせていただきます。

平和問題に取り組む市民団体・労働組合・宗教団体などでも、ぜひキャン
ペーンへの参加・メッセージカードの配布をご検討いただければと思いま
す。

また同時に、下記窓口にも、引き続き、抗議・要請の声を届けていただけ
ればと思います。

問い合わせ窓口 http://www.muji.net/contact/

このキャンペーンを成功させるのは、ごく簡単なことです。アパルトヘイ
ト政策を続ける犯罪国家への出店が、業績に打撃を与えるほど多数の顧客
の損失を意味するということを実証的に示せば良いだけのことなのです。

もちろん最終的なキャンペーンの成功は、パレスチナ/イスラエルにおけ
る公正な平和が実現することですが、南アフリカの例から分かることは、
ボイコット・キャンペーンの成功が、抑圧者に自らの政策を再考させる着
実なプレッシャーとなるということです。

------------------------------------------------
パレスチナの平和を考える会  www.palestine-forum.org
Email:palestine.forum@gmail.com
Fax: 06-7777-4925
Tel: 06-7777-4935
------------------------------------------------
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by nonukusandmd | 2010-06-28 22:06 | イスラエル・パレスチナ関連

NHK「視点・論点」での伊藤和子さんの発言

ヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子さんの発言をご紹介します。

………………………………… 以下、転送 ……………………………………

6月10日、ヒューマンライツ・ナウ事務局長 伊藤和子がNHK「視点・論
点」に出演して「ガザの人道危機と国際社会の役割」について10分間発言
しました。

その際の発言を掲載させていただき、ご報告に代えさせていただきます。

      ヒューマンライツ・ナウ事務局

===========================================

「ガザの人道危機と国際社会の役割」     伊藤和子

 NPO法人ヒューマンライツ・ナウは、日本を本拠とする国際人権NG
Oとして、弁護士、研究者、ジャーナリストなどを中心に、国境を越えて
世界、特にアジア地域の深刻な人権侵害の調査、人権問題解決のための国
連や各国政府への働きかけ、法的支援などの活動を展開しています。世界
に目を向けるといまも深刻な人権侵害があり、もっとも弱い立場の人たち
が犠牲にあっています。私たちがアジア諸国と並んで注目する地域が、罪
もない市民が次々と犠牲になっている紛争地での人権問題です。中東パレ
スチナでは、長期化する中東紛争のもと、市民が犠牲となる人権侵害が後
を絶ちません。

 5月31日早朝、イスラエル海軍が中東パレスチナ、ガザ地区に向かって
いた民間の6隻(せき)の船を公海上で拿捕し、攻撃する事件が発生しまし
た。この結果、少なくとも9人の民間人が死亡し、約30人の負傷者が出た
ことが明らかになっています。この民間の船は、イスラエルが封鎖を継続
しているパレスチナ・ガザ地区に人道支援物資を届けるためにガザに向か
っていたもので、外国人やパレスチナ人など、たくさんの民間人が乗船し
ていました。

 ガザ地区は、地中海に面する狭い地域に、約150万人のパレスチナ人が
暮らしており、1967年の第三次中東戦争以降、イスラエルによる軍事占領
が続いています。この年、国連安全保障理事会決議242号は、イスラエル
が占領したガザ地区、西岸地区からの即時撤退を求めましたが、イスラエ
ルはこれに従わないまま、占領を継続してきました。
 2005年には、イスラエル軍がガザ地区から一方的に撤退しましたが、国
境、海、空からのコントロールは続いています。2007年以降、イスラエル
はガザ地区を経済封鎖し、これによって、ガザの人々は、食料、医療用品、
教育用品、建築資材などを手に入れることが著しく制限されています。す
でに三年以上にわたるこの封鎖政策によって、人々は困窮し、極度の人道
危機状態に陥っています。

 電気や燃料がなく暗い中で震える栄養不良の子どもたち、燃料や材料が
ないため、工場が動かず、生活の道を断たれた人たち、イスラエルに破壊
された工場や家を建て直すこともできない人々、ガザの市民の9割が貧困
ライン以下の生活を余儀なくされ、彼らは未来への道を断たれています。
このような封鎖は国際人道法に反するものであり、国際社会は繰り返し封
鎖の解除をイスラエルに求めてきましたが、イスラエルはこうした声を無
視して封鎖を継続し、人々の生活を窒息させています。
 そうした苦境にあるガザの住民に海から人道支援物資を届けようとした
市民の支援活動が、今回イスラエル軍の攻撃にさらされ、死傷者まで生ま
れてしまったのです。海からの援助の道が閉ざされれば、ガザ地区の人々
の状況は益々深刻なものとなるでしょう。

 今回犠牲となった人々の遺体の検視結果や証言から、イスラエル軍が船
に乗っていた民間人に大量の銃弾を浴びせる攻撃をし、殺害をしたことが
明らかになってきました。戦闘行為に参加していない民間人に、軍が攻撃
をして殺害することは、国際法の重大な違反です。イスラエルは乗船者か
ら棍棒などでの抵抗があったとして正当防衛だと主張していますが、仮に
抵抗があったとしても実弾を民間人に打ち込んで殺害するのは正当防衛と
して過剰と言わざるを得ないと思います。イスラエル政府は、テロリスト
が船に乗っていた疑いがある、という主張をしています。しかし、単なる
「疑い」を根拠として民間人を戦闘員と同様に扱い、攻撃するやり方は、
国際人道法の原則を曖昧にするものです。
 また、ジュネーブ第四条約23条によれば、占領国は、被占領地の住民に
対する人道支援物資の通過を許可する義務があります。人道支援物資の搬
入を妨害した今回のイスラエルの行為はこのジュネーブ条約上の義務に違
反しています。

 イスラエル側と被害者側の言い分が対立するなか、真相を究明しようと
いう動きが国際社会であがっています。
 国連では、安保理が6月1日、今回の事態について国際基準に基づく公平
な調査を求める議長声明を発表しました。国連の主要な人権機関である人
権理事会は6月2日、事態の真相解明のために、国際独立調査団を派遣する
ことを決議しました。ところが、イスラエルは国際調査を拒否する姿勢を
示し、自分たちで独自に調査を行うと宣言し、アメリカもこれを支持して
います。しかし、一方当事者であるイスラエルが身内で調査を行っても、
独立性、客観性が確保できるかは疑問です。

 2008年12月から2009年1月にかけて、ガザ地区では、イスラエルの大規
模な軍事行動が行われました。1400名の人々が命を奪われ、その多くは女
性や子どもなど民間人でした。しかし、多くの人々の命を奪ったこの軍事
行動についても、責任が問われないまま今日に至っています。この紛争に
ついては、国連が独立調査団をガザに派遣して調査をした結果、イスラエ
ル、パレスチナ武装組織双方に戦争犯罪行為があった可能性が極めて高い、
として、両当事者に国際基準に基づく調査の実施を求める勧告をしました。
しかし、イスラエルはガザの現地に行って被害者の話を聞くことを一切し
ないまま、戦争犯罪はまったくなかった、という報告書を提出しただけで、
真相究明は遅々として進みません。

 分離壁の建設、入植、そして民間人の攻撃、いずれも国際人権法・人道
法に違反する行為が占領下のパレスチナで行われ、国際法が無視され続け
てきました。どんなに人権侵害が繰り返され、人命が奪われても、その責
任が問われず、不処罰が放置される状況が続くならば、パレスチナの地に
おいて人権侵害や虐殺は再び繰り返されることでしょう。そしていくら人
を殺しても何の責任も問われない、何のルールもない状況で、本当の中東
和平など実現することはできません。真相を究明し、人権侵害に責任にあ
る者には適正な処罰が科せられるべきです。国際社会、特に安全保障理事
会は、イスラエルに対して、

● 今回の事態に関して有しているすべての情報を公開すること
● 独立した国際事実調査団を受け入れ、これに完全に協力し、説明責任を
果すことを強く求めていくべきだと思います。そして今回の事態の根源に
ある差し迫った人道危機はこれ以上放置することができない状況にきてい
ます。
● ガザ地区に対する封鎖をただちに解除すること
を国際社会は一致して、イスラエルに求めていくべきです。

 日本政府は、6月1日の安保理の議論では徹底した調査を求めていたのに、
6月2日の人権理事会決議採択にあたっては棄権をするという一貫性のない
態度をとっています。日本政府は周辺諸国の動向に配慮をしすぎており、
プリンシプルを明確にして、この問題に対処しているとはいえないように
思います。日本は欧米とも途上国とも違う立場から、人権問題を解決する
ために公正なイニシアティブを率先してとり、平和に貢献しうる立場にあ
ります。パレスチナにおける封鎖や人権侵害の根絶のために、日本の新政
権が外交上のリーダーシップを発揮することを期待します。
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by nonukusandmd | 2010-06-16 00:10 | イスラエル・パレスチナ関連

6・6イスラエル大使館抗議行動の報告

6月6日(日)午後に東京・イスラエル大使館前で行われたガザ支援船襲撃
・虐殺抗議行動に参加しましたのでご報告します。

緊急の呼びかけでしたが、日差しが照りつける中、約80人が参加しました。
在日アラブ人を含む参加者の発言に加え、日本語、アラビア語、ヘブライ
語による抗議のシュプレヒコール(後に貼り付け)、「シャローム」(パ
レスチナ&イスラエル民謡)の替え歌もありました。「衝突」や「暴力の
連鎖」といった全く筋違いの表現による外務報道官声明(兒玉和夫報道官)
を出したり、国連人権理事会の国際調査団派遣を求める決議に棄権するな
ど、イスラエルの暴力に毅然とした姿勢をとらない日本政府への批判も多
く出されました。

驚くべきことにイスラエル大使館には、以前はあった郵便ポストが撤去さ
れていました。要請書の投函さえ拒否する傲慢な姿勢は、イスラエルの
「暴力を求めて孤立を辞さない」あり方を象徴しています。要請書(下に
貼り付け)は仕方なく郵送で大使館あてに送られました。取材要請が遅れ
たとはいえ、マスメディアの取材がなかったのは残念でした。拙い報告で
すが、多くの方に伝えていただけるとありがたいです。外相・外務省はじ
め日本政府への働きかけも重要です。今後も個人で、地域で、グループで
できることを取り組んでいきましょう。 【転送・転載歓迎】

[参照」

◆大木晴子のページ「明日も晴れ」(2010年6月7日)
<6・6イスラエル大使館行動…80人で声をあげてきました!>
http://seiko-jiro.net/modules/newbb/viewtopic.php?viewmode=flat&topic_id=1485&forum=1
↑行動を伝える多くのカラフルな写真が掲載されています。

◆虹とモンスーン(2010年6月7日)
[報告]ガザ支援船へのイスラエル軍の襲撃・虐殺糾弾 封鎖・占領を
    やめろ!6・6イスラエル大使館抗議行動
http://solidarity.blog.shinobi.jp/Date/20100607/1/
↑アラビア語のシュプレヒコールや、ジョニーHさんによる「シャローム」
の替え歌「レイチェル・コリー号のために」の様子を伝える動画もあり。

◆無惨極まる、日本政府・外務報道官の談話(パレスチナ情報センター)
http://palestine-heiwa.org/news/201006020206.htm

……………………………………[要請書]……………………………………

駐日イスラエル大使  ニシム・ベンシトリット 殿
ガザ支援船団襲撃と乗船者の殺害に抗議し、ガザ封鎖解除を求める要請書

 本日私たちは、5月31日のガザ沖公海上で行なわれた、イスラエル軍に
よるガザ支援船団「ガザ自由船団」への襲撃と乗船者の殺害に抗議の意を
表明するためにここに集まりました。
 まずもって私たちは、3年にわたるイスラエルのガザ完全封鎖によって、
ガザ住民がかつてない困窮状態と絶望のなかでの暮らしを強いられている
ことを訴えたいと思います。
 環境状態の悪化、食料の不足や不衛生な水のため、ガザ住民、とりわけ
子どもたちの健康は危機的な状態にあります。医療器具や医薬品が不足す
る一方、国外での治療の道は限りなく制限され、今年5月末の時点で、封
鎖によって治療の道を断たれたために亡くなった人びとは372人に上って
いると伝えられています。物資搬入のためのやむを得ない手段として掘ら
れた地下トンネルの中でも、事故、さらにはイスラエルおよびエジプトの
攻撃によって、これまでに52人が死亡しています。イスラエル軍がガザを
滅茶苦茶に破壊しながら1400名以上を殺害した一昨年の攻撃の被害は、回
復はおろか、物資搬入の甚だしい制限の結果、そのまま延々と長引かされ
ているのです。
 こうした悲惨極まりない状況を生みだしているのは、他でもなくあなた
方の国イスラエルです。1967年以来パレスチナの占領を続け、87年のイン
ティファーダ以降断続的にガザを封鎖した挙句、ハマースの統治開始を口
実に完全封鎖という暴挙に至りました。イスラエルがハマース政府をどの
ように定義しようと、150万人もの住民全体を集団拷問にかけ続けるよう
なやり方が許されるはずがありません。
 ガザに対して救援物資を送り届ける今回の「ガザ自由船団」の取り組み
は、イスラエルの政策によって日々悪化するガザの状況に対し、少しでも
物質的な支援を行ない、同時に国際社会からの連帯を示して住民を励まそ
うとする試みでした。公海上でヘリコプターから武装兵が降下して急襲し、
少なくとも9名を殺害、数十名を負傷させたことに対し、イスラエル政府
は「鉄の棒や刃物をもって待ち受けていた活動家に対する正当防衛」とい
う、冗談のような説明を行なっています。
 至近距離から頭部を狙ったとされる発砲や、イスラエルのアラブ人指導
者であるラーイド師を殺害したとの誤報を国内向けに早々と流したことは、
当初からの暗殺計画の存在さえ疑わせます。いずれにせよイスラエルの暴
力的な政策が、国際法や国際社会からの非難といったものをまったく顧み
ない、見境のない段階に入っていることは明らかです。ミギロ国連副事務
総長が述べたとおり、無益で容認し難いガザ封鎖への解除要請にイスラエ
ルが応じていれば、ガザ支援船団の活動自体、そもそも必要のなかったこ
とのはずです。
 私たちは、イスラエルがこのようになりふり構わぬ政策を続け、国際社
会からいっそう孤立することで、たがを外し、さらに見境のない暴力を行
使してゆくことになるのを心から懸念します。イスラエルがこのような政
策を取り続ける限り抵抗は止むことはなく、終わりはありません。それは
すでにあなた方にも分かっていることのはずです。
 まずは即刻・無条件にガザ封鎖を解いて下さい。東エルサレムでの入植
地の建設を凍結し、パレスチナ人の土地収用と家屋破壊、国外追放を止め
て下さい。そしてヨルダン川西岸地区全域にわたる分離壁を撤去して下さ
い。占領続行をあきらめ、中東地域の隣人と共存する道を、本気で模索し
て下さい。
 私たちの声を本国イスラエル政府に伝えて下さるよう、ここに要請致し
ます。

2010年6月6日

ガザ支援船団襲撃と乗船者の殺害に抗議し、ガザ封鎖解除を求める
6・6行動参加者一同

………………………………………………………………………………………

◆アラビア語のコール

カッフィー カッフィー イフティーラール(占領やめろ) 

カッフィー カッフィー ヒサール ガッザ(ガザ包囲やめろ)

カッフィー カッフィー ジダール ルフォスル(分離壁はもういらない)

カッフィー カッフィー マジュザラ(虐殺はもううんざり)

カッフィー カッフィー イスティーターン(入植はもうダメ)

カッフィー カッフィー ウンスーリーヤ(人種差別はもうたくさん)

◆ヘブライ語のコール

ダイレ キブーシュ(占領やめろ)

ダイレ マツォール(封鎖やめろ)

ダイレ ホマー(壁はいらない)

ダイレ ハバラー(破壊はもううんざり)

ダイレ デヴァハ(虐殺はもうたくさんだ!)

ダイレ イシューヴ(入植地No!)

ダイレ ギズアノート(人種差別No!)
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by nonukusandmd | 2010-06-07 19:32 | イスラエル・パレスチナ関連

「ガザ自由船団」レイチェル・コリー号がイスラエルにより拿捕

イスラエル軍が再びガザへの人道支援船を強制的に拿捕しました。阪口
エキンさんによる訳文を転送します。本日6日(日)に行われる東京・
京都での行動にぜひご参加ください![転送・転載歓迎]

★イスラエルによる「ガザ自由船団」への襲撃・虐殺を許すな! 
 ガザへの封鎖をただちに解除せよ!
 6・6イスラエル大使館行動

 6月6日(日) 午後2時
 集合場所:東京メトロ有楽町線「麹町」駅、日本テレビ方面改札口
 連絡先:新しい反安保行動をつくる実行委員会、国富建治(090-1705-1297)

★「ガザ自由船団」に対するイスラエルの虐殺行為に
抗議する緊急行動@京都

 6月6日(日)18:00~約1時間ほど
 場所:三条大橋上(京阪「三条」駅下車すぐ)
呼びかけ:さぼてん企画、つばめクラブ
 連絡先:090-9981-6608(さぼてん企画)

…………………………………………………………………………………

<転載・転送歓迎>

遅くなりましたが、フリーガザ緊急発表の訳文を送ります。

阪口

イスラエル軍がガザへの支援船を拿捕―――再び詳細な情報については下記に連絡ください。

フリー・ガザ・キプロス島  Greta Berlin or Mary Hughes
tel: +357 99 187275 or +357 96 383 809,

フリーガザ・アイルランド Niamh Moloughney
tel: +353 (0)85 7747257 or +353 (0)91 472279,

ペルダナ国際平和協会 マレーシア: Ram Karthigasu
tel: +60 1222 70159,

unharmed. 今朝9時前、イスラエル軍は強制的に、包囲されているガザ地
区へ1000トンを医療品や建築資材を運搬中のアイルランド人所有の人道
支援船レイチェル・コリー号を拿捕した。一週間さえ経過しないうちに、イス
ラエル海軍特殊部隊は非武装の救援物資船を襲撃し、残虐にも乗船員を
人質として、船を南イスラエル・アシュドッドへと曳航{えいこう}しています。
イスラエルによる攻撃により死傷者が出たか否かについての詳細は確認
できていませんが、負傷者はいない模様です。

コリー号には、アイルランドとマレーシア人が多数を占める、5カ国からの
乗船者11名、クルー9名が乗船していました。乗船者にはノーベル平和賞
受賞者のマイリード・マグアイヤーさん、マレーシア国会議員のモハメッド・
二ザール・ザカリアさんや元国連事務総長補佐官のデニス・ハリデイさん
も含まれています。今週の月曜日には、トルコの支援船“マヴィ・マルマラ”
号と他の5艘の非武装の船がガザへの資材を搬送中、イスラエル特殊部
隊により襲撃され、9名の人権活動家たちが殺されました。イスラエルに人
質として連行される前に、アイルランド人のフリー・ガザ・ムーブメントのコ
ーディネーター、デレク・グラハムさんは、“今週始めに、マヴィ・マルマラ号
に何が起こったにせよ、私たちは恐れはしない”と表明しました。

1200トンの貨物船はマレーシア元首相でペルダナ国際平和協会議長マ
ハティールさんが設立した特別基金により購入されました。船名は、2003
年にガザ地区でイスラエル軍用ブルドーザーにひき殺されたアメリカ人人
権活動家からつけられています。救援物資には、多くの医療品やセメント
などの他に、ノルウェーの人々から国連により運営されている学校への紙
類の寄付が含まれています。

デニス・ハリデイさんによれば“私たちは、ガザを目指すここに残された最
後の船であり、資材をガザに届ける覚悟を決めた”と言う。コリー号は、先
週末の故障により脱落を余儀なくされるまでは、“自由船団”と名づけられ
た、40カ国の協力によりイスラエルによる違法なガザの完全封鎖を打ち
破るために結成されたガザ支援船団の一隻でした。

コリー号への攻撃はイスラエルとアイルランドとの外交問題を引き起こす
でしょう。アイルランド政府はガザへの入港をイスラエルが認めるように
公式に要請していました。6月1日には、アイルランド議会で、全党派一
致で、民間支援船へのイスラエルによる武力行使への非難とガザ地区
への違法封鎖の解除を求める決議が可決されています。

ノーベル賞受賞者マイリード・マグワイヤーさんは、イスラエルの残虐な
封鎖を終結させるための今回のアイルランド人とマレーシア人共同行動
の望みについて、次のような言葉により要約されています。“私たちはガ
ザの人々の勇気と愛に触発され、苦しみの最中にあってさえ私たちを喜
びとともに歓迎しようとしてくれる事実が、私たちに望みを与えてくれます。
今回の旅もイスラエルによる犯罪的な封鎖と違法なる占領を強調してい
ます。世界市民の行動の力によって、すべての人々の意識の目覚めに
期待します“

コリー号の乗船者は以下の通りです。(クルーを除く)
Ahmed Faizal bin Azumu 人権活動家 マレーシア
Matthias Chang, 弁護士、作家、人権活動家 マレーシア
Derek Grahamフリー・ガザ アイルランド
Jenny Graham フリー・ガザ アイルランド
Denis Halliday 元国連事務総長補佐官 アイルランド
Mohd Jufri Bin Mohd Judin ジャーナリスト アイルランド
Shamsul Akmar Musa Kamal, PGPO ペルダナ国際平和協会代表者 マレーシア
Mairead Maguire, ノーベル平和賞受賞者 アイルランド
Abdul Halim Bin Mohamed, ジャーナリスト マレーシア
Fiona Thompson, 映像作家 アイルランド
The Hon. Mohd Nizar Zakaria, 国会議員 マレーシア

(訳文 阪口 エキン)
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by nonukusandmd | 2010-06-06 00:14 | イスラエル・パレスチナ関連

6・6イスラエル大使館抗議行動の呼びかけ

6月6日(日)のイスラエル大使館行動の呼びかけです。抗議文やプラカード
など持参歓迎です。ぜひ多くの人に広めてください。お知り合いの記者の方な
どにも伝えてください。よろしくお願いします。

……………………… 転送・転載歓迎 ………………………

イスラエルによる「ガザ自由船団」への襲撃・虐殺を許すな! 
ガザへの封鎖をただちに解除せよ!
6・6イスラエル大使館行動の呼びかけ(仮称)

5月31日、イスラエルの封鎖による「人道的危機」に直面しているガザの
人々を救援する物資を満載して、地中海を航行中の「ガザ自由船団」に対
してイスラエル軍の特殊部隊が公海上で襲撃し、9人ともそれ以上とも言
われる人々が射殺される、という許しがたい事件が起こりました。

このイスラエルの国際法違反の暴挙は、2008~9年のガザへの無差別
爆撃による市民の大量虐殺に続くものであり、こうした戦争犯罪を「不処罰」
のままにしておくことはできません。

すでに全世界で激しい抗議の声が上がっています。私たちはイスラエルの
殺人行為のエスカレートを阻止し、不法な占領・封鎖をやめさせるために
イスラエル政府への抗議と、パレスチナの人々との連帯を表明したいと思
います。

そこでとりあえず、6月6日(日)にイスラエル大使館行動を呼びかけます。
この行動は、準備期間の制約もあるので、とりあえず行動の趣旨を共有
する個人が結集し、現場での合意に基づいて取り組みの細部を決める、
という形にしたいと思います。皆さん、ぜひ参加してください。

日時:6月6日(日) 午後2時

集合場所:東京メトロ有楽町線「麹町」駅、日本テレビ方面改札口

連絡先:新しい反安保行動をつくる実行委員会、国富建治
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by nonukusandmd | 2010-06-04 06:23 | イスラエル・パレスチナ関連

人道支援船襲撃と虐殺に関するリチャード・フォークの呼びかけ

「ならず者国家」イスラエルによる人道支援船の襲撃と虐殺。この事件に
関するリチャード・フォーク(占領下パレスチナに対する国連特別報告者)
の呼びかけを益岡賢さんが翻訳紹介されています。ご本人の確認を得まし
たので下に貼り付けます。国連人権理事会は6月2日、真相究明のために独
立調査団を派遣するという決議を賛成多数で採択しましたが、米国、イタ
リア、オランダが反対、日本政府は英国、フランス、韓国などとともに棄
権しました。緊急に行動すべきだというリチャード・フォークの呼びかけ
は、当然ながら日本に暮らす私たちにも向けられています。「モーニング
コール」をしっかりと聞き取り目を覚ます時です。出典URLには、リチ
ャード・フォークに加えて、マージョリー・コーン(国際民主法律家協会)
のコメント等も紹介されていますので、ぜひご覧ください。[転送・転載歓迎]

【出典URL】

 ◇益岡賢のページ
  http://www.jca.apc.org/~kmasuoka/

 ◇「みんなの翻訳」
  http://trans-aid.jp/viewer/?id=10777&lang=ja

………………………………………………………………………………………

[イスラエルによる人道活動船団襲撃と虐殺 2010年6月1日]

「関与した者たちは刑事責任を問われなくてはならない」

リチャード・フォーク

(ZNet原文 2010年6月1日火曜日)

この事件はイスラエルに加担する国際社会に対するモーニングコールであ
る。緊急に行うべき政治的課題が3つある。イスラエルの攻撃を非難する
とともにイスラエルによるガザ封鎖の即時解除を求めしかるべく国連安保
理が決議を行うこと、国際刑事裁判所によるイスラエルに対する戦争犯罪
容疑の正式な調査を開始すること、パレスチナの領土に対するイスラエル
の占領政策を対象に広がっている世界的なボイコットと投資の撤収、経済
制裁キャンペーンをできる限り広い範囲で支持し強化すること。

ジュネーヴ:パレスチナ占領地に対する国連特別報告者リチャード・フォ
ークは5月31日月曜日、国際社会に対して、イスラエルの武装奇襲隊がガ
ザに援助を運ぶ船団を襲撃し非武装の平和活動家約16人を殺害したことに
関与した者たちを裁くよう力説した。

「イスラエルは、海洋法により航行の自由を有する公海上にあった船団の
非武装文民に対して致死的兵器を使うという恐ろしい行為により有罪であ
る」とフォーク氏は言う。「無法の殺人行為に責任を負うイスラエル人は、
命令を発した政治指導者も含め、その不法行為に対する刑事責任を取らせ
ることが不可欠である」。

ガザの文民に対して医薬品や食料、建築資材1万トンを運んでいた6隻から
なる「自由船団」を公海上で妨害し乗員を死に至らしめたとの報告は事実
の確認がなされた。予備的な報告によると、殺された非武装の平和活動家
は16名にのぼり、数十人が負傷した。

「50カ国の市民によるこの平和的な人道援助の取り組みは、イスラエルが
3年近く不法に続けている封鎖に対する緊急の対応であった。イスラエル
による封鎖でガザに閉じ込められた150万人の人々全員が多大な身体的及
び精神的被害を被っている」。国連の独立専門家フォークはこのように語
る。「かくも大規模な集団的懲罰は人道に対する罪であり、集団的懲罰を
禁ずるジュネーヴ第4条約第33条に対する重大な違反である」。

「占領下パレスチナに対する特別報告者としてガザ住民の苦しみを身近で
知る私は、イスラエル軍による今回の不法行為は地域的及び世界的な緊急
事態を引き起こすものであると考える。イスラエルのガザに対する行為に
抗議する迅速かつ決定的な行動を起こさない限り、包囲されたコミュニテ
ィ全体の生存を危険に陥れているこの犯罪政策に対して私たち全員が加担
することになるだろう」。

フォーク氏は国際社会に向けて「イスラエルによるこの国際法への許しが
たい侮蔑に対して緊急の行動を取る」よう強く呼びかけた。「ガザ封鎖解
除を強く主張すべきときである。イスラエルに対するボイコット、投資撤
収及び経済制裁を世界規模で進めることは道徳的及び政治的な緊急課題で、
世界のあらゆるところでそれを支持し強化する必要がある」。

リチャード・フォークはプリンストン大学の国際法学名誉教授で『Crimes
of War: Iraq』、『The Costs of War: International Law, the UN, and
World Order after Iraq』の著者。現在はパレスチナの国連特別報告者。
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by nonukusandmd | 2010-06-04 00:16 | イスラエル・パレスチナ関連

今回の事件に関してウリ・アヴネリから

野間伸次さん(イスラエル/被占領パレスチナ地域/パレスチナ自治政府CAP
(国別行動)担当(社)アムネスティ・インターナショナル日本)が訳され
たイスラエルの平和団体「グッシュ・シャローム」のプレス・リリースを転
送します。ウリ・アヴネリさんのメッセージです。野間さんからはアムネス
ティによる以下の案内も出されていますので付け加えます。[転送・転載歓迎]

アムネスティ・インターナショナルからのプレス・レリース
「イスラエルによるガザ支援船の活動家殺害の調査を求める」
http://www.amnesty.or.jp/modules/news/article.php?storyid=800&sel_lang=japanese

アムネスティの呼びかけるアクション
<ガザ封鎖を解除するために>
http://www.amnesty.or.jp/modules/wfsection/article.php?articleid=2933

………………………………………………………………………………………

プレス・レリース(2010年5月31日)

ウリ・アヴネリ:今夜、イスラエル政府とイスラエル国防軍司令官の命令
によって海上で犯罪が行なわれた。援助船への戦争のような攻撃と平和活
動家及び人道支援活動家たちに対する致死的な銃撃、あらゆる安全許容限
界線を越えた政府のみができるクレイジーな出来事だ。


「あらゆる抑制と現実へのあらゆるつながりを失ったクレイジーな政府の
みが次のようなことができうる。つまり、世界中からの人道支援物資と平
和活動家たちを乗せた船を敵と見なし、大部隊を公海上に送り、彼らを襲
って銃撃し殺すということ。政府と軍の報道官が持ち出す嘘と言い訳を信
じる者は世界に誰もいないだろう」とイスラエルの元国会議員であるグッ
シュ・シャローム運動のウリ・アヴネリは述べた。グッシュ・シャローム
の活動家たちは他の組織の活動家たちと共に11時にテルアビヴを出発して、
国際平和活動家たちが連行された拘置施設の前で抗議をする予定である。

キプロスにある船団組織者たちのスポークスウーマンであるグレタ・バー
リンはグッシュ・シャロームに対して、イスラエルの奇襲隊員たちはヘリ
コプターで船に降り、直ちに発砲したと述べた。

今日はイスラエル国家にとって不名誉な日である。何の責任もなく引き金
を引きたがる一団に将来を託したことをわれわれが気づいた不安の日であ
る。今日は限りない不名誉と狂気と愚かさの日、イスラエル政府が世界に
おける国の名を汚すことを好んだ日だ。加えて既に悪くなっているイスラ
エルの国際的なイメージに攻撃性と野蛮さという説得力のある証拠を加え、
わずかに残る友人たちを失望させ遠ざけることとなった。

いかにも本日、挑発はガザの沖で起きた。しかし、挑発者たちはパレスチ
ナ人たちによって招かれガザに行こうとしていた平和活動家たちではない。
挑発はイスラエル政府の命令で動いた海軍船舶の隊員たちによって行なわ
れ、援助船をブロックし致死的な武力を行使した。

住民たちを大いに苦しめているガザ地区の封鎖を解除する時だ。本日、イ
スラエル政府は自らの手で顔につけたマスクを引き裂き、イスラエルがガ
ザから「撤退」しなかった事実をさらした。ガザからの本当の撤退は、ガ
ザへのアクセスを遮断したり、兵士を送ってそこへ行こうとする人々を銃
撃し殺傷することと両立しない。

イスラエル国家は17年前、オスロ合意で、パレスチナ人たちが自らの経済
を自由に発展させるために輸出入ができるよう、外洋航海船が寄港できる
ガザでの港の設立を可能にし奨励することを約束した。この約束に気づき、
ガザの港を開ける時だ。アシュドッドやハイファの港のように、ガザの港
が自由に邪魔されない移動のために開かれて初めて、イスラエルは本当に
ガザ地区から撤退したといえるだろう。それまで世界は、実際にそうだが、
ガザ地区をイスラエルの占領下にあると考え、イスラエルにはそこに住む
人々の運命に責任があると思いつづけるだろう。

(訳:野間伸次さん)


Press Release 05/31/2010

Uri Avnery: this night a crime was perpetrated in the middle of the sea, by
order of the government of Israel and the IDF Command
A warlike attack against aid ships and deadly shooting at peace and
humanitarian aid activists
It is a crazy thing that only a government that crossed all red lines can do

"Only a crazy government that has lost all restraint and all connection to
reality could something like that - consider ships carrying humanitarian aid
and peace activists from around the world as an enemy and send massive
military force to international waters to attack them, shoot and kill.
"Noone in the world will believe the lies and excuses which the government
and army spokesmen come up with," said former Knesset member Uri Avnery of
the Gush Shalom movement. Gush Shalom activists together with activists of
other organizations are to depart at 11:00 from Tel Aviv to protest in front
of the prepared detention facility where the international peace activists
will be brought.
Greta Berlin, the spokeswoman for the flotilla organizers located in Cyprus,
told Gush Shalom activists that the Israeli commandos landed by helicopter
on the boats and immediately opened fire.

This is a day of disgrace to the State of Israel, a day of anxiety in which
we discover that our future was entrusted to a bunch of trigger-happy people
without any responsibility. This day is a day of disgrace and madness and
stupidity without limit, the day the Israeli government took care to blacken
the name of the country in the world, adding convincing evidence of
aggressiveness and brutality to Israel's already bad international image,
discouraging and distancing the few remaining friends.

Indeed, today a provocation took place off the coast of Gaza - but the
provocateurs were not the peace activists invited by the Palestinians and
seeking to reach Gaza. The provocation was carried out by Navy ships
commandos at the bidding of the Israeli government, blocking the way of the
aid boats and using deadly force.

It is time to lift the siege on the Gaza Strip, which causes severe
suffering to its residents. Today the Israeli government ripped the mask of
its face with its own hands and exposed the fact that Israel did not
"disengage" from Gaza. Real disengagement from the area does not go together
with blocking the access to it or sending soldiers to shoot and kill and
wound those who try to get there.

The State of Israel promised in the Oslo Accords 17 years ago to enable and
encourage the establishment of a deep water port in Gaza, through which
Palestinians could import and export freely to develop their economy. It's
time to realize this commitment and open the Port of Gaza. Only after the
Gaza port will be open to free and undisturbed movement, just like the
Ashdod and Haifa ports, will Israel really have disengaged from the Gaza
Strip. Until then, the world will continue - and rightly so - to consider
the Gaza Strip under Israeli occupation and the State of Israel as
responsible for the fate of the people living there.

Contact: Uri Avnery 0505-306449
Adam Keller, Gush Shalom spokesman 03-5565804 or 054-2340749
Coalition Against the Siege Yacov - 050-5733276, 09-7670801,
Sebastian -050-6846056
Greta Berlin spokeswoman for flotilla organizers
35799187275
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by nonukusandmd | 2010-06-01 20:29 | イスラエル・パレスチナ関連
line

「ミサイル防衛(MD)」や「軍産複合体」の終焉をめざして、動向をウォッチ、反対の声を発信します。在日米軍・日米安保やイスラエル・パレスチナ、チェチェン関連などの動きも一部カバーしています。


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