<米大使館に、「高江にヘリパッドはいらない」の声を>行動への韓国市民の連帯声明

【ご紹介】
<アメリカ大使館へ伝えたい、みなさんの「高江にヘリパッドはいらない」の声を>抗議と申し入れ
(2011年1月10日)に寄せられた韓国市民の連帯声明     [転送・転載歓迎]

抗議と申し入れの報告(主催者ブログ)
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20110111

韓国市民の連帯声明の紹介(同上)
http://d.hatena.ne.jp/hansentoteikounofesta09/20110107/1294420385

署名者一覧を含む連帯声明の報告(anatakara)
http://www.anatakara.com/petition/tokyo-action-and-korean-solidarity-for-okinawa.html

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<韓国市民の連帯声明―
 米国海兵隊ヘリパッド増設と辺野古への普天間代替施設移転に反対する沖縄の人々を支援して>

我々平和を愛する韓国市民は、沖縄の高江における米海兵隊ヘリパッドの増設に反対し、また12
月23日の米海兵隊ヘリコプターのホバリングによる監視テント破壊に抗議して、2011年1月10
日東京の米国大使館と防衛省の前で抗議行動を行う高江の人々に温かい連帯を送りその運動を支
持します。

我々はまた、普天間飛行場の辺野古への移転に反対してテント小屋での監視を行っている、沖縄
名護市辺野古の人々へも連帯と深い愛情を送ります。

沖縄の地勢が他の地区との物理的な接触を遅らせるため、そのような活動を継続している地元の
人々は孤独であるかもしれません。さらにその深い森とわずか160名の地域住民数であることに
より、高江で運動をしている人々の逼迫した気持ちは、想像によっても十分感じ取ることができ
ます。そのように孤立した場所で、米海兵隊のヘリコプターが轟音を立てて低空飛行を行い、そ
れにより監視テントにいる地域住民に脅威を与え、テントを壊しさえしたのです。それ以前、訴
訟が継続中であるにも関わらず、沖縄防衛局とその委託建設会社がヘリパッド増設建設工事を再
開してしまいました。我々は高江の住民に対するそのような抑圧にショックを受け、激しい憤り
を感じずにはおられません。

米国海兵隊は、ヤンバルクイナやノグチゲラのような絶滅の危機に瀕した動物が暮らす高江の原
生林を、1957年に15のヘリパッドをつくって以来、実弾演習を含む彼らの戦争訓練基地として
使用してきました。その時以来、ほぼ毎年ヘリパッド由縁の事故が起こり、そのため市民の平和
な生活が破壊されているというのに、日本政府当局は、生存権を主張する15名の勇気ある地元住
民を小学生の女の子ひとりを含んで起訴しました。少女に対するものを含み13名の人々への起訴
は取り下げられましたが、それでも我々はその起訴の知らせにショックを受け、これまで世界に
はあまり知られていなかった高江での闘争が我々韓国市民の注目するところとなったのでした。
さらにまた、高江の人々が発進する情報が外界に伝わらないよう意図的に妨害が行われてきたこ
とも知りました。我々は闘争の勝利への信念を失わず正義のために立ち上がっている高江の人々
に敬意と温かい連帯を送ります。

現在韓国では、クンサン郡パジュのピョンテクと平和の島であるJeju(済州)島においてそれぞ
れ、前者では米軍基地施設の拡張に対し、後者では表向きは韓国軍施設でありながら米軍により
使われる重要施設となる海軍基地に対して、住民による反対運動が粘り強く高まっています。最
近Jeju道知事が済州島でのその海軍基地建設の場所を決定したため、Gagnjeong村の絶対保護
地域の一方的取り消しを行った前知事、および彼が提出したその法案に2009年12月17日多数派
でかすめ取るようにして可決した道議会の合意に抗議して訴訟を起こしたGaunjeong村民は、
Jeju地裁により原告としての資格不十分の理由で、不当にもその訴訟を取り下げられてしまいま
した。その地裁の判断は政治的なものであったにちがいありません、なぜなら12月20日に数台
のセメントミキサー車を含む15台のトラックが、それに続いて12月27日には基地建設反対の記
者会見を平和的に行っていた34名の市民を警察が逮捕する状況の中、60台のトラックが建設工
事のために村に入ってきたからです。逮捕者のうち、映画評論家Yang Yoon-Mo氏をのぞき33
名は即日解放されましたが、現在これら逮捕者に対する検事告発が手続きされていると言われて
います。

Jeju島当局は、海軍基地に反対し12月27日の無差別逮捕に抗議して島議会の建物前で平和的な
座り込みテントを設営しようとした市民たちを、Jeju市長自身がまるで国家警察庁の所長のよう
にふるまって、警察、放水車、サーチライトを投入して妨害さえし、雨から身を守るために市民
が使おうとしたビニールすら広げさせませんでした。その出来事の間、夫とふたりの娘を持つ女
性が、目撃者によれば市職員に押されたために、溝に落ちて3本の歯を折り、そのかけらは歯医
者でも見つけられないほど口の中の肉に埋もれ、頬には外から見て歯がのぞくほどの穴があき、
頬から耳まで40針縫うほど顔面をめちゃくちゃにされるという重傷を負いました。市当局と道議
会は彼女に対し誠実な謝罪も正当な補償も行っていません。この抑圧は翌日28日にも続き、道議
会職員が道議会に対する市民の監視テント設営を妨害しました。しかしながら、Gagnjeongの
村人と島の人々は、12月30日の道庁舎の前での雪の日の沈黙の抗議行動を含み、様々な方法で
運動を続けています。

高江と辺野古の人々にみられるように沖縄の人々は、沖縄に対する終わりのみえない米国の占領
にも関わらず、その健康的な楽観主義を失わず、アジア太平洋における軍事基地に反対して運動
を行っている、兄弟の島々すべてに真の勇気と希望を示しています。我々韓国市民は、皆さんの
闘いの勝利のために心からの声援と、皆さんの意気軒昂な運動に深い連帯の気持ちを送ります。

共に強い連帯を築いて不正義に立ち向かい、それにより太平洋という言葉の語義である「平和」
を現実の世界で実現しましょう。アジア太平洋の全ての島々が、米国の支配戦略に対する真の独
立と平和を達成できる日がくるよう、共に協力しましょう。

―米海兵隊当局は、脅威を与え監視テントを破壊した、その行為を高江の人々に謝罪するべきで
ある。

―訴訟が審理中であるにも関わらず、クリスマスの最中にヘリパッド増設工事を再開した、沖縄
防衛局と委託建設工事会社は、高江住民と日本の市民に謝罪すべきだ!

―米海兵隊当局と日本政府当局は、住民が合意しておらず彼らの抵抗を生むだけのヘリパッドの
増設工事を中止すべきだ!

―我々は生存権を守ろうとする高江住民の気高い闘いに対し、温かい支援の気持ちと連帯を送る。
我々はまた長年にわたりその不屈の闘いを失うことのない、名護市辺野古の人々へも温かい支援
の気持ちを送る。美しい自然と沖縄の人々の生活を破壊する米軍はすべて、沖縄から撤退すべきだ!

―アジア太平洋のすべての地域の真の活力はすべて、その地域に住む人々から生じる。我々は我
々のすむ地域が米国の訓練場と軍事基地のために使われていることに反対する。なぜならその状
況が、我々よりもっと悪い状況下にある多くの場所において米国が戦争を継続するのを可能にす
るからだ。外国軍として駐留する地域から米国軍はすべて撤退すべきだ、そして各国の軍国主義
は平和主義へと変えられるべきだ!

 2011年1月7日
 平和を愛する韓国市民署名者一同
 
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by nonukusandmd | 2011-01-11 23:09 | 活動記録
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「ミサイル防衛(MD)」や「軍産複合体」の終焉をめざして、動向をウォッチ、反対の声を発信します。在日米軍・日米安保やイスラエル・パレスチナ、チェチェン関連などの動きも一部カバーしています。


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