「抑止力」論に挑む照屋寛徳議員の質問主意書

鳩山前首相が「学んだ」末にたどり着いた「抑止力」論に真っ向から挑む
照屋寛徳議員の質問主意書。果たして8日に答弁書は出たのか?その内容
は? 極めて注目すべき動きですので関連記事をご紹介します。

<毎日jp/2010年6月8日>
発信箱:再び抑止力=三森輝久(西部報道部)

 …………………………………………………………………………

 <発信箱:三森輝久(西部報道部)>

再び抑止力       [2010年6月8日 毎日新聞]

 菅政権はどう答えるだろう。鳩山由紀夫前首相が自ら辞任理由に挙げた
米軍普天間飛行場の移設だ。
 鳩山氏は「学べば学ぶにつけて」米軍の抑止力を重要と判断し、沖縄県
内移設へと回帰した。これに反発した沖縄選出の社民党国対委員長、照屋
寛徳氏が、鳩山氏の「抑止力」が具体的に何を意味し、県内移設でなけれ
ば抑止力が維持できないとする理由を質問主意書でただした。政府側が答
弁書提出の予定を5月21日から1週間延ばしたことは5月25日付のこの欄で
書いた。

 照屋氏側によると、政府は28日になっても答弁書を出せず、再延長は過
去に例がないとして主意書の再提出を求めたという。辺野古移設を巡って
福島瑞穂・社民党党首が消費者・少子化担当相を罷免された日。ドタバタ
もあって、照屋氏はやむなく再提出に応じ、答弁書は今月8日に出ること
になった。鳩山政権は答弁書を出さないまま自壊したが、質問主意書は生
きている。

 政府が答弁に困っているのは、問いが具体的だからだろう。照屋氏は在
沖海兵隊が遠征する場合、長崎県・佐世保港に配備された米海軍揚陸艦部
隊と行動をともにする点に注目し(1)海兵隊が必ずしも沖縄に駐留する
必要はないのではないか(2)海兵隊の一体運用が不可欠なら、在沖海兵
隊の県外移転を検討したのか(3)台湾や北朝鮮有事などの場合、揚陸艦
部隊とは別に在沖海兵隊単独で行動するかもしれないが、出動目的は部隊
規模や作戦能力から考えて米国人の保護救出にあり、日本の安全を守る抑
止力とは関係ないのではないか――を聞いている。
 かつて普天間問題を解けない「4元方程式」と言った理系の菅直人首相。
早々と日米合意踏襲を明言したが、辺野古移設の理由をどう説くか。大ざ
っぱにしか言わなかった鳩山氏も理系だったが。
[PR]

by nonukusandmd | 2010-06-09 00:16 | 在日米軍・日米安保
line

「ミサイル防衛(MD)」や「軍産複合体」の終焉をめざして、動向をウォッチ、反対の声を発信します。在日米軍・日米安保やイスラエル・パレスチナ、チェチェン関連などの動きも一部カバーしています。


by nonukusandmd
line
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31