【緊急要請】「新防衛大綱」を恣意的人選で決めるな!

【緊急要請】

◆「防衛大綱」と「中期防」を恣意的人選による出来レースで決めるな!
  ~社民党と平野官房長官への要請を!~
                 
                  [転送・転載歓迎]

鳩山内閣が、年末までに予定している「防衛計画の大綱」改定と中期防衛
力整備計画(中期防)策定に向けて、首相官邸に設置する有識者懇談会の
人選を固めていることが報じられました。座長には京阪電鉄最高経営責任
者の佐藤茂雄(しげたか)氏を充て、他に中西寛・京大大学院教授や添谷
芳秀・慶大教授、伊藤康成・元防衛事務次官、斎藤隆・元統合幕僚長らが
委員として加わり約10人となるようです。有識者懇は2月18日(木)にも
初会合を開き、今年夏までに報告書をまとめる見込みとのことです。

【参考】2010年2月13日の各紙報道
<読売>
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100213-OYT1T00909.htm
<毎日>
http://mainichi.jp/select/today/news/20100213k0000e010025000c.html
<日経>
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20100213ATFS1203X12022010.html
<共同>
http://www.47news.jp/CN/201002/CN2010021201001070.html

人選は主に平野官房長官が担ったとされますが、顔ぶれを見る限り、旧政
権の手法と何ら変わり映えしません。麻生政権が作った懇談会の、学者・
経済人の他に元防衛事務次官と元統合幕僚長が一人ずつという構成を踏襲。
(麻生政権時→ http://www.kantei.go.jp/jp/singi/ampobouei2/konkyo.pdf
さらに伊藤康成・元事務次官は、02年の防衛庁リスト事件(情報公開法に
基づく請求者の身元を独自に調べてリストを作成していた問題)の際の事
務次官であり、懲戒処分を受けた人物です。とりわけひどいのは、麻生政
権時の懇談会メンバーだった中西寛氏をそのまま起用していることです。
中西氏はまさしく「ザ・御用学者」と言うべきでしょう。

政策決定システムの「ゼロベースでの見直し」というのは空文句だったの
でしょうか。そもそも、選定基準の不明な、恣意的人選による懇談会を設
置して報告書を作らせ、それをベースに新大綱を作るというやり方そのも
のが、根本的に見直されるべきです。中曽根政権が多用して以降、すっか
り既成事実化した「ブレーン政治」は、民主主義の対極にある独裁的な政
治手法であり、新政権が踏襲すべきものではないはずです。

先日行った、市民による軍事費「事業仕分け」の際に提出した公開質問状
の中では、「恣意的な人選に基づき任命した『有識者懇談会』の答申に従
い策定するという方法を、抜本的に改めるべきと考える。例えば、地方・
中央・北東アジア公聴会、参考人質疑、タウンミーティング、現場視察、
住民・NGO等へのヒアリング、パブリックコメント等を組み込み、多様
な民意を反映し得る形に刷新することを検討すべきと考えるがどうか。ま
た、『有識者懇談会』を設置する場合でも、少なくとも立場の異なる多様
な『識者』を人選すべきと考えるがどうか」と尋ねました。

これに対して、阿部知子・社民党政審会長も「大綱の決定プロセスについ
てはより透明で公正なものとすべきと考えております。有識者懇談会の人
選についてもはじめに結果ありきの恣意的なものであってはなりません。
新『大綱』の策定にあたっては、安全保障会議と閣議のみで決定するので
はなく、国会における審議や国民からの意見聴取などを行ない、国民的支
持を得られるものとするよう努めるべきということを主張しています」と
回答しています。

◆時間が限られている中、18日の初会合までに少なくとも【中西寛氏を委
員から外すこと、社民党推薦の識者を委員に加えること】の最低2点を要
求したいと思います。また、今後の課題として、地方・中央・北東アジア
公聴会、参考人質疑、タウンミーティング、現場視察、住民・NGO等へ
のヒアリング、パブリックコメント等を組み込み、多様な民意を反映する
形にすることを求めます。

こうした鳩山内閣のやり方がまかり通れば、2010年度防衛予算案が防衛省
主導の「指針なき軍備増強」予算に成り果てたように、今後5年間の安全
保障・兵器導入の基本方針となる新大綱と中期防もまた、ひどい内容に落
ち着くだろうことは明らかです。

◆緊急に少なくとも【中西寛氏を委員から外すこと、社民党推薦の識者を
委員に加えること】など(伊藤康成氏を外すこと等)を実現するよう声を
届けてください。また、新聞への投書なども有効です。

【要請先】

福島瑞穂社民党党首 (FAX)03-3500-4640  (TEL)03-3508-8506

(E-mail) http://www.mizuhoto.org/04/iken.php

阿部知子社民党政審会長 (FAX)03-3508-3303 (TEL)03-3508-7303

         (E-mail)info@abetomoko.jp

平野博文官房長官    (FAX)03-3502-5025  (TEL)03-3508-7080

    (E-mail:官邸HPより)
      https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html

    (E-mail:議員事務所)http://www.hhirano.jp/opinion/
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by nonukusandmd | 2010-02-15 00:10 | アクションの呼びかけ
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「ミサイル防衛(MD)」や「軍産複合体」の終焉をめざして、動向をウォッチ、反対の声を発信します。在日米軍・日米安保やイスラエル・パレスチナ、チェチェン関連などの動きも一部カバーしています。


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